三人の二代目 上 上杉、毛利と宇喜多

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三人の二代目 上 上杉、毛利と宇喜多

サンニンノニダイメジョウウエスギモウリトウキタ

講談社+α文庫

闘将・織田信長は大軍を率い、「天下布武」へ向け着々と歩を進めていた。強大な信長軍に、どう立ち向かうのか。偉大な祖父・毛利元就から大藩を受け継いだ輝元。戦国の世を成り上がった宇喜多直家の嫡男・秀家。そして上杉謙信没後、景虎との家督争いを制した景勝。「三人の二代目」は家の存亡を懸け、信長軍との対峙を強いられる。和平か、それとも合戦か。家臣・親族の意見に翻弄されながら、二代目たちは苦難の道を行く――。


上杉景勝 毛利輝元 宇喜多秀家
戦国の乱世を、生き抜いた知恵と勇気は――。
全国38紙で連載、2000万人が大絶賛!
歴史通が喝采、三つの物語が同時進行する斬新な展開

偉大な先代の跡を継いだ景勝、輝元、秀家は、擡頭する織田信長を睨みつつ、自国の存続と勢力拡大を画策する。そして、本能寺の変勃発。彼らの決断は――。

二代目は先代の苦しみを知るが、初代は二代目の苦労を知らない。
景勝「俺は二代目。先代様の認めた城主や功臣が多過ぎるわ」
秀吉「秀家はわしの猶子(ゆうし)、遠慮は要らぬ」
輝元「誰も彼も私の決定を無視してやがる」


目次

北の異変
選択と集中
義か利か
赤い知恵・黒い知恵
それぞれの春
天下の形勢
天秤傾く
新たな戦局
改革は難しい
鬼が出た
戦に是非なし
天下布武大戦略

書誌情報

紙版

発売日

2017年09月21日

ISBN

9784062817240

判型

A6

価格

定価:990円(本体900円)

通巻番号

ページ数

552ページ

シリーズ

講談社+α文庫

電子版

発売日

2017年09月29日

JDCN

06A0000000000006090F

初出

この小説は、以下の38紙に連載されました。加筆修正のうえ、2011年5月講談社から刊行された作品を文庫化したものです。苫小牧民報、千歳民報、十勝毎日新聞、釧路新聞、室蘭民報、函館新聞、秋田魁新報、東奥日報、山形新聞、福島民報、新潟日報、茨城新聞、下野新聞、産経新聞、神奈川新聞、信濃毎日新聞、静岡新聞、岐阜新聞、北國新聞、富山新聞、福井新聞、京都新聞、奈良新聞、神戸新聞、大阪日日新聞、日本海新聞、山陰中央新報、山陽新聞、中國新聞、山口新聞、四國新聞、徳島新聞、愛媛新聞、大分合同新聞、佐賀新聞、長崎新聞、宮崎日日新聞、琉球新報。

著者紹介

著: 堺屋 太一(サカイヤ タイチ)

1935年大阪府生まれ。東京大学経済学部卒業とともに通産省(現・経済産業省)入省。通産省時代に日本万国博覧会を企画、開催にこぎつける。その後、沖縄観光開発やサンシャイン計画を推進。78年、同省を退官、執筆・講演活動に入る。98年7月から2000年12月まで小渕内閣、森内閣において経済企画庁長官をつとめた。

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