銀座の怪人

銀座の怪人

ギンザノカイジン

「今さら被害者面できるのか?」――封印されし一大経済疑獄の真相。

銀座・並木通り画廊街――。贋作絵画を雨あられと降らせた男がいた。松本清張、江上波夫ら大家の名を騙り、手練れの画商たちを操った稀代の詐欺師の罠。“名画”が紙クズに墜ちる時、“眠れる不良債権”が火を噴く!『堤義明 闇の帝国』で衝撃的デビューを飾ったルポライターが満を持して放つ、待望の傑作――。

銀座を拠点に、「日本と日本人」に巣食った“異貌の男”がいた――。
失われた10年を経て、ようやく景気回復の兆しを見せ始めた日本経済。だが、水面下では、その先行きに暗い影を落としかねない“爆弾”が、炸裂の時を待っていた! “眠れる不良債権”=贋作絵画を日本中に撒き散らした「怪人」の正体とは?暗躍の舞台となった日米欧での国際取材を敢行し、圧倒的なディテールで世紀の犯罪の全貌を明かす――。


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書誌情報

紙版

発売日

2006年05月31日

ISBN

9784062820141

判型

四六

価格

定価:1,980円(本体1,800円)

ページ数

350ページ

著者紹介