
30女という病 アエラを読んでしまう私の悲劇
サンジュウオンナトイウヤマイアエラヲヨンデシマウワタシノヒゲキ
- 著: 石原 壮一郎
『アエラ』尾木和晴編集長推薦!?
『アエラ』(朝日新聞)の「仕事」「恋愛」「結婚」「出産」がらみの記事が、つい気になっ
てしまうあなたは、「30女という病」です。
かっこよく働いて、合コンして、年下クンと遊んで、そこそこの彼と結婚し、ブランド産
院で出産しても、なんとなく窮屈だったり、モヤモヤした焦りに包まれている女30代。
「世間の女たちと比べると私ってどうなの?」 と、ついつい『アエラ』の女性特集記事
を読んで、自分の立ち位置を確認してホッとする。
本書は、大人モノの元祖&本家として大人シーンを牽引し続けるコラムニストの石原壮一
郎氏が、お節介は承知のうえ、真の「大人の女」になりきれない迷える30女たちの言動や
思考をあれこれ診察し、適切な治療法を解説。
幸せで実り多い30代を過ごすための愛の処方箋です。
30代の女性、30代予備軍、そして30女を彼女・妻にもつ男性に役立つ一冊です。
「30女という病」の症状は以下のとおり。
・飲食店の「店員の質」に文句をつける
・スピリチュアル方面に身をゆだねる
・結婚はしたくないけど子どもは欲しい
・パリの路地裏にやたら詳しいのが自慢
・『私、○○な人だから』と言えてしまう
・合コンの回数ばかり重ねてしまう
・同じ女として、彼女のことは許せない
・最近、イイ男がいないと言いたがる
・とにかく『キャリアアップ』を目指したい
・『しょせん専業主婦』扱いに逆上する
・自分の幸せを主張せずにはいられない
・結婚への期待や幻想がふくらみ過ぎている などなど・・・
(著者より)
親愛なる30代女性のみなさん、もしかしたら、みなさん近ごろ、お疲れではないでしょ
うか。あるいは、何となく窮屈な思いをしていたり、漠然とした悩みや焦りに包まれたり
してはいないでしょうか。
30代女性のみなさんにおかれましては、本書を通じて、自分の中にひそむ「30女という
病」を自覚し、果敢に立ち向かっていくことで、持ち前の魅力にさらに磨きをかけ、より
幸せで実り多い30代を過ごしていただければ、これに勝る喜びはありません。そんなみな
さんの姿
- 前巻
- 次巻
目次
第一章 カッコイイ私という病
第二章 恋愛したいという病
第三章 私らしさという病
第四章 まだまだ若いという病
第五章 幸せな結婚という病
書誌情報
紙版
発売日
2007年11月14日
ISBN
9784062820653
判型
四六
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
238ページ
著者紹介
(いしはら・そういちろう) 1963年三重県生まれ。月刊誌の編集者を経て、93年に『大人養成講座』でデビュー。世に 「大人」の新しい概念と奥深さを知らしめる。以来、大人モノの元祖&本家として大人シ ーンを牽引し続けると同時に、会社モノ、大学モノ、恋愛モノなどなど、幅広く活躍中。 その持って回った独特のユーモラスな語り口に、鋭い視点や遠まわしな攻撃性をひそませ る絶妙のサジ加減が持ち味。この本でも、親愛なる、そして敬愛する30代女性のみなさん のさらなる幸せを願いつつ、愛ある揶揄や苦言を込めたビター風味のメッセージを送って いる。おもな著書に『大人力検定』(文春文庫PLUS)、『大人のホメ力』(世界文化社)、 『大人の女力検定』(スターツ出版)、『父親力検定』(岩崎書店)など。遊びながら大人力 が身につくニンテンドーDS版『大人力検定』&『大人の女力検定』(KONAMI)も好評。