ジョブズはなぜ天才集団を作れたか

ジョブズはなぜ天才集団を作れたか

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「スティーヴ・ジョブズの下で働くことは麻薬的な経験だった…」
非エリートで二流エンジニア、最悪の上司と呼ばれた経営者と、彼が率いる「戦略なきカウボーイ的組織」が世界を制した秘密とは?
iPodとiPhoneをはじめとする爆発的な成功は、なぜ生まれたのか?

・未来を見つけ、それを現代に届けろ
・どこまでも自分のテイストに従うべし
・デザインが機能を決定する
・ライバルからの提案には耳を傾けよ
・アイディア+人材+戦略+資金=未来の大成功
・技術オタクには親切に(ただしマーケティングはさせるな)
・完全な敵対関係は避けよ
・土地勘のない分野に手を出すな(ただし天才経営者は除く)
・意味のない完全主義に気をつけよ

……などなど、21世紀の覇者となった企業アップルと天才ジョブズに学ぶ、最もクールで最もイノベイティブ(革新的)なビジネスの教訓!


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目次

日本語版への序文 ――「iポッド」を生んだ戦略は、実は日本流
序章 二つのデビュー
第1章 驚異と利益率
第2章 未来を見つけろ!
第3章 誰もが息を呑むような製品を作れ!
第4章 家宝は守りぬけ!
第5章 友人とは仲良くするべし。ただし、時には冷たくせよ
第6章 約束を破ってはならない
第7章 信者を育てろ!
第8章 商品は、きちんと店に並べろ
第9章 クール・イメージを、どう守るか?
第10章 悪役(ヒール)どもをやっつけろ!
第11章 けっきょくはリーダーが会社を決める
第12章 プランは、きちんと立てるべし

書誌情報

紙版

発売日

2008年08月29日

ISBN

9784062820943

判型

四六

価格

定価:1,980円(本体1,800円)

ページ数

354ページ

著者紹介

著: ジェフリー・L・クルークシャンク(ジェフリー・L・クルークシャンク)

(Jeffrey L. Cruikshank) 全米で多くの企業・非営利団体を顧客に持つ広報コンサルティング会社、クルークシャンク・カンパニーの創業経営者。 アマースト大学卒業。ハーバード・ビジネススクールの広報誌編集者として勤務した後、独立。以来、同ビジネススクールと密接な関係を築きつつ、実業界・教育界にネットワークを広げ、さまざまな企業や団体の広報戦略立案に携わってきた。 著述家としてもビジネス分野を中心に活躍しており、起業家精神をテーマにした“Low Risk, High Reward”や不動産問題を扱った“The Real Estate Game”、組織の意思決定と効率的運営のノウハウを説いた“Breaking Robert's Rules”などの著書がある。

訳: 徳川 家広(トクガワ イエヒロ)

(とくがわ・いえひろ) 1965年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、米ミシガン大学で経済学修士号を取得。国連食糧農業機関(FAO)のローマ本部、ベトナム支部に勤務した後、コロンビア大学大学院政治学研究科を修了し、政治学修士号を取得。 『中国 危うい超大国』(日本放送出版協会)、『ヒトラー・マネー』(講談社)、『「豊かさ」の誕生 成長と発展の文明史』(日本経済新聞社)、『マネー中毒』(光文社ペーパーバックス)など訳書多数。