
「勝ち」より「不敗」をめざしなさい
カチヨリフハイヲメザシナサイ
- 著: 守屋 淳
「勝利」を狙うと、むしろチャンスは逃げていく。
「負けない生き方」こそが、いつか成功を呼び寄せる――。
不敗のスタンスを保ちつつ、「ツキの上げ潮」に乗って最後に笑うための戦略ルール、ここに誕生!
『孫子』、『論語』、諸葛孔明から、P・F・ドラッカー、ジャック・ウェルチ、ローソン新浪社長、本田宗一郎、羽生善治、鳥山明……といった人々に学ぶ最高のヒント。
古今東西の戦略に精通したエキスパートが、豊富な事例をもとに、ビジネスと人生で〈最終的に勝つための鉄則〉を教える。
●戦いの結果は「勝ち」「負け」「不敗」の三通り ●人は〈小さく勝って大きく負けがち〉なもの
●人は死ななきゃ不敗、会社は倒産しなきゃ不敗 ●チャンスをつかむパターンは波のように繰り返す
●「独自性」に未来のチャンスが訪れる ●『孫子』は今も、世界中の勝負師や成功者の座右の書
●厳しいときも、楽しむに如かず ●「大義」があれば、他の人々に応援される
●成功をつかんだ人々には「方向感覚」がある ●「細く愛して、長く愛して」がキーワード
……などなど、大混乱の時代に、確かな〈未来への航路図〉を描くための必読書!
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目次
はじめに
第1章 戦いの結果は、二分法とは限らない
第2章 「歴史は繰り返す」と信じよう
第3章 人は死なない限り「不敗」である
第4章 いかにチャンスをつかみ取るのか
第5章 「大義」と「独自性」が運命に愛される
第6章 空気を読まない者が最後に笑う
書誌情報
紙版
発売日
2009年06月10日
ISBN
9784062821124
判型
四六
価格
定価:1,430円(本体1,300円)
ページ数
202ページ
著者紹介
(もりや・あつし) 中国古典研究家、戦略論研究家。 1965年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大手書店勤務を経て、中国文学に関する翻訳・著述家および古今東西の戦略の研究家として活躍。同時に、企業経営やリーダシップをテーマにした著作・講演活動にも力を注ぐ。中国古典研究の第一人者である守屋洋氏を父に持つ。 『孫子・戦略・クラウゼヴィッツ その活用の方程式』(プレジデント社)、『人生に・経営に・思索に活かす論語』(日本実業出版社)、『孫子とビジネス戦略 成功し続けるリーダー、企業は何を考えているのか』(東洋経済新報社)、『戦略の名著! 最強43冊のエッセンス』(有坪民雄氏と共著、講談社+α文庫)など著書多数。