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おとぎ草子・山椒太夫 ほか
オトギゾウシサンショウダユウホカニジュウイッセイキバンショウネンショウジョコテンブンガクカン
おとぎ話でおなじみの『おとぎ草子』。「山椒太夫」に代表される『説経集』。どちらも中世に成立した、庶民のための“語りの文学”だ。空想や教訓、信仰心を盛りこみ、同じ下層の語り手によって生き生きとした言葉で表現されてきた物語は、混沌の時代に庶民を楽しませ、勇気づけた。
名作古典文学を21世紀の子ども達に!
読みやすい総ルビ、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、日本の古典文学にはじめて出会う子供の理解を助ける、児童むけ古典文学全集の決定版。
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書誌情報
紙版
発売日
2010年02月18日
ISBN
9784062827669
判型
四六
価格
定価:2,530円(本体2,300円)
ページ数
322ページ
シリーズ
21世紀版・少年少女古典文学館
電子版
発売日
2012年07月20日
JDCN
0628276600100011000V
初出
少年少女古典文学館 第16巻「おとぎ草子・山椒太夫ほか」(1992年刊)をもとに、再編集した。底本は、岩波書店版・日本古典文学大系「御伽草子」、内外書籍版・新釈日本文学叢書「御伽草子集」新潮社版・新潮日本古典集成「説経集」を基本とし、適宜諸本を参照した。