骨、家へかえる

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骨、家へかえる

ホネイエヘカエル

中原中也賞詩人が描く交錯する男女のかなしさ

帰る家を探す智子、駆け抜ける俊敏な馬を見落とす陽平、午後4時の只中に立ち尽くす詩子、電気椅子で死刑執行を待つ滝也。交錯する4人を描く美しき文体の表題作。他に、敬愛する作家へのオマージュとも言える「美代子の満開の下」収録。今、もっとも注目される気鋭詩人の初小説、純文学に期待の大型新人登場。


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目次

骨、家へかえる
美代子の満開の下

一、お手を、触れたい
二、智子の日
三、陽平の日
四、詩子の日
五、滝也の日
六、休日
七、灰の水曜日
八、遅き日
九、蛙のめかり時の日
十、鳥でもなく魚でもなく

書誌情報

紙版

発売日

2009年06月24日

ISBN

9784062828024

判型

B6

価格

定価:1,100円(本体1,000円)

ページ数

192ページ

シリーズ

講談社Birth

電子版

発売日

2009年07月24日

JDCN

0628280200100011000G

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