オークとなかまたち

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オークとなかまたち

オークトナカマタチ

講談社の絵本

オークの一生を通して描かれる生命の交響曲!
水辺に落ちたどんぐりが、オークの大木になっていく姿と、そこに住む虫や鳥、動物 たちとの暮らしを描く絵本。

本書は、自然に興味を持つ方なら、大人から小学校上級まで楽しめる、物語じたて の科学絵本です。
カケスにくわえられ、水辺に落っこちた一個のどんぐり。運に恵まれて、芽を出 し、森の王者であるオーク(こならの仲間)として成長していきます。
葉を食べる鳥や虫の襲来、人間の草刈り、落雷など、数々の災難に見舞われつつも、 その中にさまざまな生物が暮らす、まるで街のような大木となっていきます。
美しいイラストレーションで描かれた、オークの300年近くにおよぶ「生」を通し て、虫や鳥、動物たちの暮らしがたがいに響き合い、
命はみなつながっているのだ、ということが実感されます。


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書誌情報

紙版

発売日

2007年05月27日

ISBN

9784062830072

判型

B12取

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

28ページ

シリーズ

講談社の翻訳絵本

著者紹介

文: リチャード・メイビー(リチャード・メイビー)

(Richard Mabey) 1941年生まれ。英国の著名なナチュラリストで作家。自然と田園地帯での生活をこよ なく愛し、書籍や雑誌の執筆にとどまらず、自然科学番組のキャスターなども務めて いる。著書多数。

絵: クレア・ロバーツ(クレア・ロバーツ)

(Clare Roberts) イラストレーター。自然への愛情に満ちた、細密で美しいイラストを描くことで定評 がある。旅を好み、世界各地の野生生物を描きつづける。

訳: 野の 水生(ノノ ミオ)

(のの・みお) 主な訳書に、『ねないこどのこ』(P・ルート著/フレーベル館刊)、『その歌声は天 にあふれる』(J・カヴィン著/徳間書店刊)、幸田敦子名で、『穴』『道』(L・サ ッカー著/講談社刊)など。