
マイページに作品情報をお届け!
One ワン
ワン
- 作・絵: キャサリン・オートシ ,
- 訳: 乙武 洋匡

ブルーはとってもおとなしい子。
レッドはおこりんぼで、ブルーをいじめるのがすきです。
イエロー、グリーン、パープル、そしてオレンジは、
それをみるのが大嫌いですが、どうすることもできません。
だれかが勇気をもって立ち上がらないと、
問題は解決しそうにありませんでしたが……。
そこにあらわれたワンの勇気ある姿をみて、
みんながあとにつづきました!
- 前巻
- 次巻
書誌情報
紙版
発売日
2015年07月07日
ISBN
9784062830911
判型
A4横長
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
36ページ
シリーズ
講談社の翻訳絵本
著者紹介
絵本作家/イラストレーター。 アメリカ・カリフォルニア州生まれの、日系3世。サンフラシスコのベイエリアに在住。 長く映像の世界に身を置き、「モンスターハウス」「ポーラーエクスプレス」などのアニメ-ション映画、「スターウォーズ」シリーズのグラフィックデザイン、アートディレクションなどの仕事に携わる。 絵本作家としては、最初の作品『What Emily Saw』(2003年)をはじめ、『Simon & the Stock Monster』『The Saddest Little Robert』(2004年)、5つの絵本の賞を受賞した『Marcello the Movie Mouse』(2005年、共著)などを、自身社長を務める絵本出版社・KO KIDS BOOKS社から刊行している。 本書『One』(2008年)は色、数字などを通じて、いじめに向き合う勇気の大切さを描き、アメリカで絵本・児童書に対して贈られる15の賞を受賞した。この「数字シリーズ」には、ほかに『Zero』『Two』がある。
おとたけ・ひろただ 1976年、東京都生まれ。早稲田大学在学中に上梓した『五体不満足』(講談社)が多くの人々の共感を呼ぶ。卒業後はスポーツライターとして活躍。その後、東京都新宿区教育委員会非常勤職員、杉並区立杉並第四小学校教諭、東京都教育委員などを歴任する。また、教員時代の経験をもとに描いた初の小説『だいじょうぶ3組』(講談社)が映画化され、自身も出演した(2013年3月、東宝系で公開)。 おもな著書に、『65』(幻冬舎文庫、日野原重明氏との共著)、『だから、僕は学校へ行く!』(講談社文庫)、『オトことば。』(文藝春秋)、『だからこそできること』(主婦の友社、武田双雲氏との共著)、『自分を愛する力』(講談社現代新書)など。子ども向けの作品には、『オトタケ先生の3つの授業(講談社)などの児童書や、『かっくん どうしてボクだけしかくいの?』、『ちいさなさかなピピ』(ともに講談社)などの翻訳絵本がある。