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すし食いねえ
スシクイネエ
江戸の屋台すしの人気店「与兵衛ずし」のひとり息子・豆吉と、内店のナンバーワン寿司店「松が鮨」の娘・おきょうが主人公。豆吉は、与兵衛ずしを立派な内店にしたいと、おとっつあんを助けて頑張っています。ところが、ある日とつぜん店を訪ねてきた若侍・文四郎の窮状を聞き、おきょうとともにひと肌脱ぐことに。もちろんマグロも穴子もヒラメもタコも総登場で、若先生を救え!物語の、はじまりはじまり。
子どもたちの大好きな食べものは、いまもむかしもおすしがダントツ! この物語の主人公は、江戸時代の屋台すしの人気店「与兵衛ずし」のひとり息子・豆吉と、内店のナンバーワン寿司店「松が鮨」の娘・おきょうです。豆吉は、おとっつあんを助けて、なんとか与兵衛ずしを立派な内店にしたいと頑張っています。ところが、ある日とつぜん店にやってきた若侍・文四郎の窮状を聞き、おきょうとともにひと肌脱ぐことに。おとっつあんが岡惚れしているお冬さん、寺子屋のやぎ先生となかまたち、勘定奉行の松平さま……みんな巻き込みながら、もちろんマグロも穴子もヒラメもタコも登場して、若先生を救え! の物語の、はじまり、はじまりーっ!
読めば読むほど、歴史が好きになる! おすしが食べたくなる! 小学生から読める痛快グルメ時代小説、誕生!
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目次
もくじより
一 なぞの若侍と通りがかりの娘
二 お冬さんと骨ぬき
三 もっこく塾と新入生
四 エンガワと小天狗
五 尾行とちょんまげ
六 駕籠訴と次の手
七 深編み笠と団子
八 ふきげんと玉子渦巻
九 席書とやけ食い
十 包帯と御前試合
十一 かわらばんとサヨリ
十二 団子断ちとマグロ
十三 十三夜とにぎりずし
エピローグ
書誌情報
紙版
発売日
2015年07月03日
ISBN
9784062832328
判型
四六
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
226ページ
シリーズ
文学の扉
電子版
発売日
2015年09月04日
JDCN
0628323200100011000R
著者紹介
吉橋通夫(よしはし・みちお) 1944年、岡山県生まれ。法政大学卒。「季節風」同人。「たんばたろう」(TBSブリタニカ)で毎日童話新人賞受賞。「京のかざぐるま」(岩崎書店)で日本児童文学者協会賞受賞。「なまくら」(講談社文庫)で野間児童文芸賞、京都水無月大賞受賞。ほかに、「風の海峡」(上下巻、講談社)「官兵衛、駆ける。」(講談社)「風雪のペン」(新日本出版社)などの著書がある。
佐藤真紀子(さとう・まきこ) 1965年、東京都生まれ。 挿画を担当した作品に、「バッテリー」シリーズ(あさのあつこ、教育画劇)、『なまくら』(吉橋通夫、講談社)、『糸子の体温計』『かあちゃん取扱説明書』(いとうみく、童心社)など多数。