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黄昏百鬼異聞録
タソガレヒャッキイブンロク

妖怪を見ることができる「見鬼」の力をもつ少年、九十九秀真。幼い頃に出会った血塗れの美少女・神楽は『魍魎』――墓場を荒らし屍肉を貪る妖怪だった。数年後、急死した父親の幻影に怯える秀真に神楽が囁く。「私が、彼の肉も骨も全部喰らって、綺麗さっぱり無くしてあげる」。その夜、棺から遺体が消えて――……。
妖怪を見ることができる「見鬼」の力をもつ少年、九十九秀真。
幼い頃に出会った血塗れの美少女・神楽は『魍魎』――墓場を荒らし屍肉を貪る妖怪だった。
数年後、急死した父親の幻影に怯える秀真に神楽が囁く。
「私が、彼の肉も骨も全部喰らって、綺麗さっぱり無くしてあげる」。
その夜、棺から遺体が消えて――……。
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目次
第一話「魍魎少女」
第二話「稲荷神環」
第三話「偽妖影女」
第四話「闇主白菊」
第五話「放浪小路」
第六話「魔神辻神」
外伝「付喪童女」
書誌情報
紙版
発売日
2012年04月04日
ISBN
9784062837989
判型
B6
価格
定価:1,100円(本体1,000円)
ページ数
196ページ
初出
電子雑誌『BOX-AiR』1号~3号、5号、7号、8号掲載原稿を単行本化にあたり加筆修正。
著者紹介
宮城県仙台市生まれ、東京都北区在住。日本大学理工学部卒業。 妖怪とサイエンスと海洋生物を愛する徘徊小説家。本作で第2回BOX-AiR新人賞を受賞、デビュー。
絵: ウタコ(ウタコ)
福岡県出身、東京都在住のイラストレーター。趣味は劇団。 「UTACO」http://utaco.rurara.com/