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十一月の扉
ジュウイチガツノトビラ

二か月だけ「十一月荘」で下宿生活をすることになった中学二年生の爽子(そうこ)は、個性的な大人たちや妹のようなるみちゃんとの日々、そして、「十一月荘」で出会った耿介(こうすけ)への淡い恋心を物語にかえて、お気に入りのノートに書きはじめる。
「迷うことがあっても、十一月なら前に進むの。」閑(のどか)さんの言葉に勇気づけられ、爽子は少しずつ、考えるのをさけていた転校後の生活にも、もっと先の未来にも、希望を感じられるようになってゆく。
産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞作。
*小学上級・中学から
*『十一月の扉』は、1999年9月にリブリオ出版から刊行されました。
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書誌情報
紙版
発売日
2011年06月10日
ISBN
9784062852166
判型
新書
価格
定価:990円(本体900円)
ページ数
416ページ
シリーズ
講談社青い鳥文庫
初出
1999年9月にリブリオ出版から刊行された。青い鳥文庫収録にあたっては、2006年11月に新潮社より刊行された「十一月の扉」(新潮文庫)を底本として改稿をし、全体にルビをふって、イラストを新たに加えている。