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魔女の診療所-「黒の塔」に突入せよ!-
マジョノシンリョウジョクロノトウニトツニュウセヨ

一度足を踏み入れたら二度と戻れないという「時のはざま」で、ヒアリとアブルは、慧を見つける。そこに、黒魔法をあやつるアレンが!
やっとの思いで「時のはざま」を抜け出し、診療所にもどったものの、おばあちゃんの姿がない。黒魔道書の力で見た映像によれば、どうやら魔法界へ連れ去られたらしい。
しゃべるコウモリを撃退したヒアリは、慧の様子がおかしいことに気づく。魔法のこと、今起こっていることを知っているような口ぶり。そのうえ、慧がアブルのママや、菊音さんに触れると、青い電流が走り、元の姿にもどったのだ。いったいどうなっているの?…… 謎は深まるが、時間がない。
ヒアリは、慧、アブルとともに、魔法界にある「黒の塔」を目指す。合流した親友のエリーによれば、魔法界のマスターや、ヒアリのパパも「黒の塔」に連れて行かれたという。奇妙なその塔の中で、はたしてヒアリはおばあちゃんたちを見つけることができるの? そして……慧の身に、またしても危険が迫る! どうする? ヒアリ!
ⒸYoko Kurahashi 2021
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書誌情報
紙版
発売日
2013年10月12日
ISBN
9784062853859
判型
新書
価格
定価:682円(本体620円)
ページ数
192ページ
シリーズ
講談社青い鳥文庫
電子版
発売日
2021年07月30日
JDCN
06A0000000000360414L
著者紹介
広島県生まれ。上智大学文学部卒業。出版社勤務、フリー編集者、コピーライター を経て、作家デビュー。講談社X文庫『風を道しるべに……』等で大人気を博した。 その後、児童読み物に重心を移す。主な作品に、『いちご』(全5巻)、『青い天 使』(全9巻)、『ドリームファーム物語 ペガサスの翼』(全3巻)『パセリ伝説』(全12巻)『パセリ伝説外伝 守り石の予言』「ラ・メール星物語」シリーズ、「夜カフェ」シリーズ(以上、すべて青い鳥文庫/講談社)、『風のエンジェル』(ポプラ社)などがある。
藤丘ようこ(画家) 長崎県生まれ。イラストレーター兼漫画家。漫画作品に「月刊プリンセス」(秋田書店)に連載した「神曲奏界ポリフォニカ エターナル・ホワイト」など。児童書のさし絵に「魔天使マテリアル」シリーズ(ジャイブ)、『モナコの謎カレ』(岩崎書店)、「三日月小学校理科部物語」シリーズ(角川書店)などがある。
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追加・参考情報
【動画】著者・倉橋燿子インタビュー 児童書をなめてる大人に読んでほしい青い鳥文庫!?
倉橋燿子さんの新刊『夜カフェ(2)』 (講談社青い鳥文庫)が1月10日に発売された。本作は、ぶつかり合いながらも成長していく、女子中学生の友情の物語。中1の黒沢花美は、カフェを営む叔母の家で暮らしている。あることがきっかけで、クラスのいじめがエスカレート。しかも、ただひとりの友だち・ティナちゃんとぎくしゃくしてしまう。さらには、ティナちゃん、高1のヤマトくんとはじめた「夜カフェ」に、急に来なくなった子がいて……。小学上級・中学から楽しめる児童書でありながら、大人も心をぐっと掴まれる青春が濃縮された1冊である。