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幕が上がる
マクガアガル

富士ケ丘高校演劇部は、毎年地区大会止まり。そんな弱小演劇部に、かつて学生演劇の女王だった新任の先生がやってきた。「行こうよ、全国!」。高い目標をもった部員たちは、部長に就任したさおりのもと、演劇ひとすじの日々を過ごす。芝居に対する葛藤、将来への不安や悩みを抱えながらも、熱い友情で結ばれた彼女たちの最終幕が、しずかに上がる――。映画のストーリーを、小・中学生向けにノベライズした青い鳥文庫版!
富士ケ丘高校演劇部は、毎年地区大会止まり。そんな弱小演劇部に、かつて学生演劇の女王だった新任の先生がやってきた。
「行こうよ、全国!」。高い目標をもった部員たちは、部長に就任したさおりのもと、演劇ひとすじの日々を過ごす。芝居に対する葛藤、将来への不安や悩みをかかえながらも、熱い友情で結ばれた彼女たちの最後の幕が、今しずか上がる――。
映画のストーリーを、小・中学生向けにノベライズした青い鳥文庫版!
目次
1 部長になる
2 新歓オリエンテーション
3 学生演劇の女王あらわる
4 季節はずれの転校生
5 演出家デビュー!?
6 初公演
7 台本が書けない!
8 行っちゃう? 全国大会
9 夏合宿のサプライズ
10 『銀河鉄道の夜』
11 さよなら、吉岡先生
12 幕が上がる
書誌情報
紙版
発売日
2015年02月13日
ISBN
9784062854726
判型
新書
価格
定価:682円(本体620円)
ページ数
208ページ
シリーズ
講談社青い鳥文庫
初出
原作/『幕が上がる』(講談社)。本書は映画『幕が上がる』(2015年2月公開)をもとにノベライズしたものです。
著者紹介
原作: 平田 オリザ(ヒラタ オリザ)
原作/平田オリザ 1962年、東京生まれ。劇団「青年団」主宰。1983年に青年団を旗揚げし、劇作家、演出家として活動を始める。「現代口語演劇理論」をかかげ、日本人の生活を基点に演劇を見なおし、「静かな演劇」と称された1990年代の小劇場演劇の流れをつくる。 1995年、『東京ノート』で岸田國士戯曲賞、1998年、『月の岬』で読売演劇大賞最優秀作品賞・優秀演出家賞、2002年、『上野動物園再々々襲撃』で読売演劇大賞優秀作品賞、2003年、『その河をこえて、五月』で朝日舞台芸術賞グランプリを受賞。
その他: 喜安 浩平(キヤス コウヘイ)
脚本/喜安浩平 1975年、愛媛県生まれ。俳優、声優、脚本家、演出家。劇団「ナイロン100°C」と、自身が作・演出を手掛ける劇団「ブルドッキングヘッドロック」に所属。2000年、テレビアニメ『はじめの一歩』幕之内一歩役で声優デビュー。吉田大八監督と脚本を手がけた映画『桐島、部活やめるってよ』(2012年)では、第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。
文/古閑万希子 1978年東京生まれ。早稲田大学卒業。『ユア・マイ・サンシャイン』『パリ、ジュテーム』『厨房で逢いましょう』(いずれも講談社)ほか、多くの映画作品のノベライズを手がける。
画家/ほおのきソラ 2010年、「第1回ARIAコミックグランプリ」グランプリを受賞し、「ワンニン!」でデビュー。ほかの作品に青い鳥文庫「トキメキ図書館」シリーズ、「ドロシーはご機嫌ななめ?」(講談社)がある。