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翡翠の旋律
ヒスイノセンリツ

辰国の王女だった咲凛(しょうりん)は、父である国王を陥れる謀略にはまり、母・妹とともに幼くして放逐される。母も亡くし、妹を守って異国で平民として必死で生き抜き、ようやく琵琶の演奏者として穏やかな暮らしにたどりついた。そんなある日、咲凛の仕事場に壮絶な美貌の謎の男が現れる。曲を所望し、一晩中聞いては去っていくその男は、ある夜・・・!?
あなたには見せてしまう。肌に刻まれた傷も、深すぎる心の傷も――。
妓楼の琵琶奏者・咲凜(しょうりん)は、辰国(しんこく)のもと王女。謀略により幼くして国外追放されて以来、絶えず命を狙われながら、必死に生き延びてきた。
ある夜、絶世の美貌を持つ男が妓楼を訪れる。一晩中、ひたすら演奏だけを所望する彼に、不思議なやすらぎをおぼえて、思わずなにもかも告白してしまいたくなるけれど……。彼は敵なの? 味方なの?
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目次
序章
一章
二章
三章
四章
五章
六章
七章
八章
九章
十章
あとがき
書誌情報
紙版
発売日
2014年04月04日
ISBN
9784062868105
判型
A6
価格
定価:660円(本体600円)
ページ数
232ページ
シリーズ
講談社X文庫
電子版
発売日
2014年05月16日
JDCN
0628681000100011000F