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神ノ恋ウタ あめ つち ほし そら
カミノコイウタ

古代、神と人とがまだ近しく生きていた時代。太陽を司る昼女神が失踪し、太陽の光の届かない里で、巫女・雪荷は病身の半人前。それでも役に立ちたいと躍起になる彼女の前に目映いほどに美しい若き男神が現れる。神は雪荷の歌声を気に入り、ひとときも離したくないと言う。無邪気な男神に戸惑いながらも、彼に仕える決意をした矢先、運命を変えるもうひとりの男神が! 賢明に生きる一人の少女が神々を突き動かして――!?
古代、神と人とがまだ近しく生きていた時代。太陽を司る昼女神が失踪して以来、里には太陽の光が届かない。病弱に生まれた巫女・雪荷は、長く生きられないといわれる身。それでも役に立ちたいと躍起になる彼女の前に目映いほどに美しい若き男神が現れる。美貌の神は雪荷の歌声をいたく気に入り、ひとときも離したくないと言う。無邪気に甘えてくる男神に戸惑いを感じながらも、彼に仕える決意をした雪荷。だが、運命を変えるもうひとりの男神が現れて……! 賢明に生きる一人の少女が神々を突き動かし、世界に光が取り戻される――!?
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目次
序 夜明けをもたらすはまな乙子
一 荒ぶるは古き大蛇
二 なだまるは若き武神
三 謀るは醜き禍津日神
四 目覚めるは哀しき日神
終 明けぬ夜はなく、春もまた遠からじ
あとがき
書誌情報
紙版
発売日
2014年05月02日
ISBN
9784062868198
判型
A6
価格
定価:693円(本体630円)
ページ数
272ページ
シリーズ
講談社X文庫
電子版
発売日
2014年06月20日
JDCN
0628681900100011000H
著者紹介
絵: 絵歩(エポ)