
学校は誰のものか 学習者主権をめざして
ガッコウハダレノモノカガクシュウシャシュケンヲメザシテ
- 著: 戸田 忠雄

教職員の差別意識、板挟みになる校長、教育委員会の闇……
教育現場はなぜ混乱したか
「よい先生」のいる「よい学校」に学びたい。こんな簡単な望みがどうしてかなわないのか。親、子ども不在の不毛な議論はもうごめんだ! 教育界の闇、「しがらみ共同体」にメスを入れ、究極の処方箋=教育バウチャー制を提言する。
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目次
序章――学校は誰のもの?
第1章 学校というムラ社会
1 正面玄関はどちら?
2 日本国憲法第26条1項をどう読むか
3 聖なるタコツボの住人たち
第2章 教師聖職観の呪縛
1 先生と子どもの「戦後」
2 ある父親の土下座
3 「教育被害」にあう子と親
第3章 校長のガバナンス
1 組合と教育委員会の板挟み
2 校長には三つの顔がある
3 彼に権限と責任を与えよ
第4章 教育委員会の闇
1 指導主事とは何者か
2 犬山市で起きたこと
3 格差是正に水をさす人たち
第5章 これが究極の処方箋だ!
1 まず、選ばせてほしい
2 学習者による教員評価を
3 教育バウチャー制を導入すべし!
書誌情報
紙版
発売日
2007年09月20日
ISBN
9784062879095
判型
新書
価格
定価:814円(本体740円)
通巻番号
1909
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社現代新書