キャラ化するニッポン

キャラなしでは生きていけない！

アニメキャラそのもののコスチュームで街を闊歩する若者たち。「生身の私」より「キャラとしての私」のほうにリアリティを感じる人たち。キャラクターと日本人の強固な精神的絆を読み解く。

目次

序章　日本中で「キャラ化」現象が起きている
第1章　キャラクターと日本人の精神史
第2章　大人も子どももキャラクターの虜
第3章　「私」と「キャラとしての私」
第4章　拡大する「キャラ化意識」
第5章　「キャラ」の持つ社会的存在の意味
第6章　消費・ブログ・ケータイ・セカイ化
終章　キャラ化社会はどこへ向かうのか

書誌情報

紙版

• 発売日: 2007年09月20日
• ISBN: 9784062879101
• 判型: 新書
• 価格: 定価：770円（本体700円）
• 通巻番号: 1910
• ページ数: 192ページ
• シリーズ: 講談社現代新書

電子版

• 発売日: 2018年05月25日
• JDCN: 06A0000000000014582E

初出

第六章の「若者消費とキャラ化」「萌え消費の典型　ｉＰｏｄとブログ」は『ＥＳＰ』Ｎｏ．４０８に書き下ろした「『萌え』に見る若者消費の近未来」を加筆・修正したもの。

著者紹介

著： 相原　博之（アイハラ　ヒロユキ）