空の戦争史

空の戦争史

ソラノセンソウシ

講談社現代新書

飛行機の発明後すぐはじまった空爆が、戦場を一変させた。 飛行船での爆弾投下から第二次大戦下の絨毯爆撃、原爆投下まで、 市民を戦火に巻き込む過程を描く、空爆の誕生と拡大の歴史。


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目次

第1章 第一次大戦ではじまった無差別爆撃
      気球からの空爆/飛行機と飛行船の登場/積極的なドイツ、消極的なイギリス
      ツェッペリン飛行船基地を狙う/一般市民が犠牲に etc.
第2章 イギリスでの無差別爆撃思想
      戦略爆撃の体系化/大戦後のイギリス空軍/空爆の有効性
      イラクでの空爆活動拡大の要求/「航空警察活動」の正当化 etc.
第3章 アメリカと空爆
      第一次大戦でのアメリカの経験/アメリカ空軍と「精密爆弾」
      ミッチェルの航空戦力拡大闘争/日本への関心/パイロットの英雄化 etc.
第4章 第二次世界大戦下のヨーロッパ
      ワルシャワ空爆/ドイツ軍によるイギリス爆撃
      イギリス軍による報復爆撃とハリス元帥の司令官着任/ゴモラ作戦
      ドレスデン空爆/チャーチルの態度の変化/アメリカ陸軍航空軍の「信念」 etc.
第5章 日本空爆と原爆投下
      「隣組」政策/米軍の日本空爆計画/B-29の登場/本格化する日本本土空襲
      昼間精密爆撃から低高度夜間爆撃へ/英米合同爆撃計画/広島、長崎への原爆投下 etc.

書誌情報

紙版

発売日

2008年06月20日

ISBN

9784062879453

判型

新書

価格

定価:814円(本体740円)

通巻番号

1945

ページ数

256ページ

シリーズ

講談社現代新書

著者紹介