物語論

マイページに作品情報をお届け!

物語論

モノガタリロン

講談社現代新書

インタビュアーとして各媒体で活躍する木村俊介。
本作では彼がいままで話を聞いてきた多くの人の中から「いろいろと模索しながらいまの時代ならではの物語を紡ぎ出している人たち」に焦点を当てて、彼らの言葉を丁寧に書き起こす。
村上春樹、島田雅彦、伊坂幸太郎、重松清、弘兼憲史、かわぐちかいじ、荒木飛呂彦、杉本博司……、各分野で活躍する17人の創作者が語るそれぞれの「物語論」。


  • 前巻
  • 次巻

目次

荒木飛呂彦 伊坂幸太郎 うえやまとち かわぐちかいじ 是枝裕和 
桜庭一樹 重松清 渋谷陽一 島田雅彦 杉本博司 諏訪内晶子
中村勇吾 根岸孝旨 橋本治 平野啓一郎 弘兼憲史 村上春樹
17人がそれぞれ語る

書誌情報

紙版

発売日

2011年11月18日

ISBN

9784062881296

判型

新書

価格

定価:902円(本体820円)

通巻番号

2129

ページ数

304ページ

シリーズ

講談社現代新書

初出

収録作品参照

収録作品

  • 作品名

    道のないところに、何とか道を造っていくしかありません

    初出

    『週刊文春』(文藝春秋)2009年1月1日・8日新年特大号

  • 作品名

    自前の情報で、仕事をしています

    初出

    『小説トリッパー』(朝日新聞出版)2009年夏季号

  • 作品名

    小説家の役割は、世界観を問い続けることでしょう

    初出

    『朝日ジャーナル1989-2009』(朝日新聞出版)

  • 作品名

    ずっと、後悔について書いてきました

    初出

    『小説現代』2010年2月号

  • 作品名

    人は不完全だから、物語を摂取して人生をやり直したいんです

    初出

    『小説現代』2008年12月号

  • 作品名

    映画にしなきゃ、というのはやめようと思いました

    初出

    『週刊文春』(文藝春秋)2008年6月5日号

  • 作品名

    芸術は、理解されたらおしまいです

    初出

    『週刊文春』(文藝春秋)2009年1月15日号

  • 作品名

    音楽は、経験を内面で熟させてできるものです

    初出

    『週刊文春』(文藝春秋)2009年2月12日号

  • 作品名

    俺なんて・・・・・・という音楽を聴きたい人はいません

    初出

    『週刊文春』(文藝春秋)2008年9月4日号

  • 作品名

    とにかく、時間をかけます

    初出

    『週刊文春』(文藝春秋)2009年3月19日号

  • 作品名

    一〇〇回のメシよりも一回のインタビュー、でしょう?

    初出

    『週刊文春』(文藝春秋)2008年6月12日号

  • 作品名

    漫画を描くことは、ジャズの即興演奏みたいなもの

    初出

    『週刊文春』(文藝春秋)2009年6月18日号

  • 作品名

    不安な感覚の共鳴が、物語をおもしろくするんです

    初出

    『モーニング』公式サイト上の連載『漫画技術論』

  • 作品名

    漫画の最大の武器は、わかりやすさです

    初出

    『モーニング』公式サイト上の連載『漫画技術論』

  • 作品名

    何でもない話こそ、描くのが難しいんですよね

    初出

    『モーニング』公式サイト上の連載『漫画技術論』

  • 作品名

    明日につながる今日を、見つけたかった

    初出

    『小説トリッパー』(朝日新聞出版)2009年夏季号、『モーニング』公式サイト上の『モーニング・ゲストルーム第一回』(2009年7月更新)

  • 作品名

    物語の風呂敷は、畳む過程がいちばんつまらない

    初出

    『小説現代』2008年11月号、『文藝別冊 伊坂幸太郎』(河出書房新社)

著者紹介

著: 木村 俊介(キムラ シュンスケ)

インタビュアー。一九七七年、東京都生まれ。著書に『仕事の話』(文藝春秋)、『変人 埴谷雄高の肖像』(文春文庫)、聞き書きに『調理場という戦場』(斉須政雄/幻冬舎文庫)、『芸術起業論』(村上隆/幻冬舎)、単行本構成に『海馬』(池谷裕二・糸井重里/新潮文庫)、『ピーコ伝』(ピーコ/文春文庫PLUS)、『夢をつかむイチロー262のメッセージ』(ぴあ)などがある。

関連シリーズ

BACK
NEXT