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生きる希望を忘れた若者たち
イキルキボウヲワスレタワカモノタチ
- 著: 鈴木 弘輝

年長者が最近の若者に感じる感覚のズレの正体とは何か? 「自分たちの側に彼らが成長してこない」という感覚の正体とは何か? なぜ若者が、「いま」だけを重視しているように見えるのか。宮台真司門下の俊英が、若者の感じているリアル、彼らのコミュニケーション作法から、1970年代後半以降の日本社会の変動と問題点を鮮やかに描き、「不確実で残酷な世界」を生きるための処方箋を示す。
年長者が最近の若者に感じる感覚のズレの正体とは何か? 「自分たちの側に彼らが成長してこない」という感覚の正体とは何か? なぜ若者が、「いま」だけを重視しているように見えるのか。宮台真司門下の俊英が、若者の感じているリアル、彼らのコミュニケーション作法から、1970年代後半以降の日本社会の変動とその問題点を鮮やかに描き、「不確実で残酷な世界」を生きるための処方箋を示す。
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目次
序 章 社会学と教育現場の往復から考える
第1章 「虚構」の時代としての現代 1970年代後半を「始まり」とみる
第2章 「いまの愛情」の時代としての現代 1980年代後半を「始まり」とみる
第3章 「塾講師の体験」からみた現代 〈魔のない世界〉からの追放/解放
終 章 「不確実な未来、残酷な世界」を生きるために
書誌情報
紙版
発売日
2012年02月17日
ISBN
9784062881425
判型
新書
価格
定価:814円(本体740円)
通巻番号
2142
ページ数
232ページ
シリーズ
講談社現代新書
電子版
発売日
2012年04月06日
JDCN
0628814200100011000U
著者紹介
1970年神奈川県生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。都留文科大学・首都大学東京非常勤講師。社会学博士。著書に『憲法教育と社会理論 立憲主義は現代教育に通用するか』(勁草書房)、共著に『幸福論 〈共生〉の不可能の不可避について』(NHKブックス)、『ブリッジブック社会学』(信山社)、共編著に『21世紀の現実 社会学の挑戦』(ミネルヴァ書房)などがある。