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大東京繁昌記 下町篇
ダイトウキョウハンジョウキシタマチヘン

関東大震災から四年、復興へと邁進する帝都・東京の変貌する姿と、いまだいたる所に残された災害の傷痕を、当時を代表する文学者、画家たちが活写した名随筆。
昭和二年、「東京日日新聞」での好評連載を完全復刊。
※本書は、春秋社『大東京繁昌記 下町篇』(1928年9月刊)を底本としました。
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目次
本所両国 芥川龍之介 画 小穴隆一
深川浅景 泉鏡花 画 鏑木清方
大川風景 北原白秋 画 山本鼎
大川端 吉井勇 画 木村荘八
雷門以北 久保田万太郎 画 小村雪岱
日本橋附近 田山花袋 画 堀進二
新古細句銀座通 岸田劉生 自画
書誌情報
紙版
発売日
2013年05月11日
ISBN
9784062901925
判型
A6
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
416ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
春秋社「大東京繁昌記 下町篇」(1928年9月刊)を底本とし、旧漢字を新漢字に、旧かな遣いは、一部詩歌の引用をのぞき、新かな遣いに改め、明らかな誤植と思われるものは正し、振りがなは適宜整理した。その際、必要に応じて講談社版(1976年10月刊)および平凡社ライブラリー版(1998年12月刊)を参照した。