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大東京繁昌記 山手篇
ダイトウキョウハンジョウキヤマノテヘン

街歩きの歴史的名著
ひらけゆく街に秘かに残された、懐かしいたたずまい。
島崎藤村、高浜虚子、徳田秋声という大家が戦前の東京の町並みを舞台に競作。この巻は丸の内、小石川、早稲田など山手の作品を収録。
※本書は、春秋社『大東京繁昌記 山手篇』(1928年12月刊)を底本としました。
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目次
飯倉附近 島崎藤村 画 木村荘八
丸の内 高浜虚子
山の手麹町 有島生馬 自画
神保町辺 谷崎精二 画 田中咄哉
大学界隈 徳田秋声 画 木下孝則
上野近辺 藤井浩祐 自画
小石川 藤森成吉 画 中川紀元
早稲田神楽坂 加能作次郎 画 安宅安五郎
四谷、赤坂 宮嶋資夫 画 辻 永
芝、麻布 小山内薫 画 森田恒友
目黒附近 上司小剣 画 中村岳陵
書誌情報
紙版
発売日
2013年06月11日
ISBN
9784062901956
判型
A6
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
416ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
春秋社「大東京繁昌記 山手篇」(1928年12月刊)を底本とし、旧漢字を新漢字に、旧かな遣いは、一部詩歌の引用をのぞき、新かな遣いに改め、明らかな誤植と思われるものは正し、振りがなは適宜整理した。その際、必要に応じて講談社版(1976年10月刊)および平凡社ライブラリー版(1999年4月刊)を参照した。