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聖耳
セイジ
- 著: 古井 由吉

眼の手術後、異様に研ぎ澄まされていく感覚の中で、世界が、時空が変貌を遂げていく。現代文学の極北を行く著者の真骨頂を示す連作集。「夜明けまで」「晴れた眼」「白い糸杉」「犬の道」「朝の客」「日や月や」「苺」「初時雨」「年末」「火の手」「知らぬ唄」「聖耳」
文学の可能性を拓く連作短篇集
骨の髄まで文学に浸る。
眼の手術後、異様に研ぎ澄まされていく感覚の中で、世界が、時空が変貌を遂げていく。現代文学の極北を行く著者の真骨頂を示す連作集。
※本書は、2000年9月刊『聖耳』(講談社刊)を底本としました。
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目次
夜明けまで
晴れた眼
白い糸杉
犬の道
朝の客
日や月や
苺
初時雨
年末
火の手
知らぬ唄
聖耳
書誌情報
紙版
発売日
2013年06月11日
ISBN
9784062901987
判型
A6
価格
定価:2,200円(本体2,000円)
ページ数
336ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2015年05月15日
JDCN
0629019800100011000N
初出
2000年9月刊「聖耳」(講談社刊)を底本とした。本文中明らかな誤記、誤植と思われる箇所は正したが、原則として底本に従い、多少ルビを加えた。