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個人全集月報集 藤枝静男著作集 永井龍男全集
コジンゼンシュウゲッポウシュウフジエダシズオチョサクシュウナガイタツオゼンシュウ
- 編: 講談社文芸文庫

志賀直哉を師と仰ぎ、独自の文学世界を鋭く自在に創りあげた藤枝静夫。
短篇の名手であり、日本語を極限まで研ぎ澄ました永井龍男。
日本現代文学の本質的な香りを伝えた二人の小説家に寄せる、煌びやかな作家・評論家たち。すべての読者に贈る「個人全集月報集」第二弾。
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書誌情報
紙版
発売日
2013年09月11日
ISBN
9784062902069
判型
A6
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
304ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
講談社刊「藤枝静男著作集」(1976・7~77・5)「永井龍男全集」(1981・4~82・5)の月報を底本としたもの。本文中明らかな誤記、誤植と思われる箇所は正しましたが、原則として底本に従った。
著者紹介
永井龍男(1904.5.20~1990.10.2)小説家。東京生まれ。一ツ橋高等小学校卒。1920年、「活版屋の話」が菊池寛の目に留まり、懸賞に入選。小林秀雄らと同人誌に参加。’27年、文藝春秋社に入社し、後に「オール讀物」「文藝春秋」編集長。’65年、「一個その他」で野間文芸賞、’72年、『コチャバンバ行き』で読売文学賞、’75年「秋」で川端康成文学賞受賞。’81年、文化勲章受章。 藤枝静男(1907.12.20/戸籍上では1908.1.1~1993.4.16)小説家。静岡県生まれ。旧制八高時代に平野謙、本多秋五を知る。千葉医科大学卒。浜松市で眼下院開業。その間最初の小説「路」を「近代文学」に発表。1967年、「空気頭」で芸術選奨文部大臣賞、’74年、「愛国者たち」で平林たい子文学賞、’76年「田紳有楽」で谷崎潤一郎賞、’79年「悲しいだけ」で野間文芸賞受賞。