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金達寿小説集
キムダルスショウセツシュウ
- 著: 金 達寿

昭和五年、十歳で渡日後、働きながら文学者を志し、在日朝鮮人文学者の嚆矢として活躍、のちに古代史研究でも大きな業績を残した異才。川端康成、中村光夫、佐藤春夫らに高く評価されながらも「もはや新人でない」からと芥川賞を逸した「朴達の裁判」始め、日大芸術科在学中の習作から壮年期までの小説を精選、小説家・金達寿の真骨頂を示す記念碑的作品集。
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目次
濁酒の乾杯
富士のみえる村で
朴達の裁判
対馬まで
位置
祖母の思い出
書誌情報
紙版
発売日
2014年12月11日
ISBN
9784062902540
判型
A6
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
320ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2015年08月14日
JDCN
0629025400100011000A
初出
本書は『金達寿小説全集』(全七巻、1980年4月~10月、筑摩書房刊)の第一巻(「濁酒の乾杯」「位置」「祖母の思い出」)、第二巻(「富士のみえる村で」)、第三巻(「対馬まで」)、第六巻(「朴達の裁判」)を底本としました。
収録作品
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作品名初出
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作品名
濁酒の乾杯
初出
「金達寿小説全集」第1巻
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作品名
富士のみえる村で
初出
「金達寿小説全集」第2巻
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作品名
朴達の裁判
初出
「金達寿小説全集」第6巻
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作品名
対馬まで
初出
「金達寿小説全集」第3巻
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作品名
位置
初出
「金達寿小説全集」第1巻
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作品名
祖母の思い出
初出
「金達寿小説全集」第1巻
著者紹介
著: 金 達寿(キム タルス)