エオンタ/自然の子供 金井美恵子自選短篇集

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エオンタ/自然の子供 金井美恵子自選短篇集

エオンタシゼンノコドモカナイミエコジセンタンペンシュウ

講談社文芸文庫

過去と現在。記憶と現実。存在と不在。 自己と他者。周到に仕組まれた言葉の奔流が、確かと信じられている輪郭をことごとく溶かし、境界を混じりあわせ、めまいにも似た乱反射を読む者に引き起こす。「読むことが、私の生きている証し」老練な読者たる著者が、最初期二作品を含む初期作品群から、現在の眼で選んだ短篇集、第三弾。


過去と現在。記憶と現実。存在と不在。 自己と他者。
周到に仕組まれた言葉の奔流が、確かと信じられている輪郭をことごとく溶かし、境界を混じりあわせ、めまいにも似た乱反射を読む者に引き起こす。
「読むことが、私の生きている証し」老練な読者たる著者が、
最初期二作品を含む初期作品群から、現在の眼で選んだ短篇集、第三弾。


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目次

エオンタ
自然の子供
河口
水鏡
洪水の前後
花火
著者から読者へ

書誌情報

紙版

発売日

2015年12月11日

ISBN

9784062902946

判型

A6

価格

定価:1,870円(本体1,700円)

ページ数

368ページ

シリーズ

講談社文芸文庫

電子版

発売日

2016年04月08日

JDCN

0629029400100011000E

初出

本書は、『金井美恵子全短篇』1、2、3(1992年3月、4月 日本文芸社刊)を底本としました。

著者紹介

著: 金井 美恵子(カナイ ミエコ)

金井美恵子(1947.11.3~) 小説家。高崎市生まれ。1967年、19歳の時に「愛の生活」が太宰治賞候補作となり、作家デビュー。翌年、現代詩手帖賞受賞。小説、エッセイ、評論など刺激的で旺盛な執筆活動を続ける。小説に『プラトン的恋愛』(泉鏡花賞)、『タマや』(女流文学賞)、『兎』、『岸辺のない海』、『文章教室』、『恋愛太平記』、『柔らかい土をふんで、』『噂の娘』、『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ』、『お勝手太平記』など多数。また第一エッセイ集『夜になっても遊びつづけろ』より『目白雑録』シリーズまで、エッセイ集も多数刊行している。

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