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諷詠十二月
フウエイジュウニカゲツ
- 著: 三好 達治

「この書は詩歌の理解に熱心な、あるいは熱心ならんと欲せらるる、比較的年少の初学の読者を聴者として、著者の素懐を仮りに題を設けて説かんと企てたもの……」。昭和17年9月、太平洋戦争のさなかに書下された本書は、万葉から西行、子規、晶子の短歌、菅原道真、新井白石、頼山陽の漢詩、芭蕉、蕪村、虚子の句、朔太郎、犀星の詩等々、秀作を鑑賞し、美と真髄を明かす、詩歌入門の不朽の名著。
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目次
小 序
一 月
二 月
三 月
四 月
五 月
六 月
七 月
八 月
九 月
十 月
十一月
十二月
あとがき
補 遺
七 月
八 月
年譜 安藤靖彦
著書目録 安藤靖彦
書誌情報
紙版
発売日
2016年12月10日
ISBN
9784062903332
判型
A6
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
304ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2017年01月13日
JDCN
0629033300100011000X
初出
本書は『諷詠十二月』(1983年5月、講談社学術文庫刊)を底本としました。