魔法昔話の研究  口承文芸学とは何か

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魔法昔話の研究  口承文芸学とは何か

マホウムカシバナシノケンキュウコウショウブンゲイガクトハナニカ

講談社学術文庫

昔話、英雄叙事詩など口承文芸の本質とは? 昔話の構造、そして魔法昔話の起源を解明した口承文芸学の泰斗が、レヴィ=ストロースの批判に応え、「異常誕生」「笑わない王女」等を題材に方法論を解説する。


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目次

1 魔法昔話の構造的研究と歴史的研究――レヴィ=ストロース教授の批判に応える
2 異常誕生のモチーフ
3 口承文芸における儀礼的笑い――笑わない王女の昔話について
4 口承文芸の世界におけるオイディプス
5 口承文芸の特徴
6 口承文芸と現実
7 口承文芸の歴史性とその研究方法

書誌情報

紙版

発売日

2009年06月12日

ISBN

9784062919548

判型

A6

価格

定価:1,320円(本体1,200円)

通巻番号

1954

ページ数

384ページ

シリーズ

講談社学術文庫

初出

「Фольклор и действительность(口承文芸と現実)」(ナウカ刊、モスクワ、1967年)の日本語訳。本書では、原著にある13編の論文のうち7編を収めた。

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