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ハイデガー「存在と時間」入門
ハイデガーソンザイトジカンニュウモン

「ある」とは、どういうことか
20世紀思想界に屹立する不朽の古典を精緻に解読する、ハイデガー哲学への招待
哲学者マルティン・ハイデガーの主著にして、二十世紀の思想界に衝撃と多大な影響を与え、現代哲学の源流として今なおその輝きを増しつづける現代の古典『存在と時間』。その新しさのゆえに難解とされてきた、ハイデガーが企図した哲学の革新性とはなにか? 西洋近現代哲学研究の泰斗と気鋭の後進が精緻かつ平易に解説する、ハイデガー哲学入門。
ハイデガーの『存在と時間』という書物は、二〇世紀の思想界を決定的に色濃く染め抜いた、現代の古典中の古典である。本書は、この著作において企てられた哲学の革新を、できるだけ平易にまた正確に、その主要な論点において、解説することを狙った入門書である。――<本書「はしがき」より>
※本書の原本は1980年8月、有斐閣より、有斐閣選書の一冊として刊行されました。
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目次
第一章 『存在と時間』の基本構想――渡邊二郎
第二章 現存在の予備的な基礎的分析(その1)――岡本宏正
第三章 現存在の予備的な基礎的分析(その2)――寺邑昭信
第四章 現存在と時間性(その1)――三冨明
第五章 現存在と時間性(その2)――細川亮一
書誌情報
紙版
発売日
2011年11月11日
ISBN
9784062920803
判型
A6
価格
定価:1,408円(本体1,280円)
通巻番号
2080
ページ数
320ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
原本は1980年8月、有斐閣より、有斐閣選書の1冊として刊行されたもの。