カレーライスと日本人

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カレーライスと日本人

カレーライストニホンジン

講談社学術文庫

インドで生まれたカレーが、いまや日本の食卓の王座についている。日本人はなぜカレーが好きなのだろうか。われわれが食べているカレーはインドから輸入されたのか。アジア全土を食べあるき、スパイスのルーツをイギリスにさぐり、明治文明開化以来の洋食史を渉猟した著者が、「カレーとは何か」を丹念に探った名著。刊行後、『美味しんぼ』で詳しく紹介されるなど、日本の食文化論に大きな影響を与えた。著者による補筆を収録。


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目次

1――辛くないカレーと黄色くないカレー
2――インドでカレーを考えた
3――カレー粉誕生
4――日本カレー繁盛物語
5――日本人はなぜカレーが好きなのか
補遺―その後の「カレー考」

書誌情報

紙版

発売日

2015年08月11日

ISBN

9784062923149

判型

A6

価格

定価:1,012円(本体920円)

通巻番号

2314

ページ数

264ページ

シリーズ

講談社学術文庫

電子版

発売日

2015年08月28日

JDCN

0629231400100011000B

初出

本書の原本は、1989年、講談社現代新書として刊行されました。

著者紹介

著: 森枝 卓士(モリエダ タカシ)

1955年、熊本県水俣市に生まれる。高校在学中、アメリカ人写真家ユージン・スミスと水俣で出会い親交を深め、写真家を志す。国際基督教大学で文化人類学を学び、以後、アジアをはじめ、世界各地を歩き、写真、文章を新聞、雑誌に発表。 現在は写真家、ジャーナリスト。大正大学客員教授。早稲田大学などでも食文化を講じる。人気カレーマンガ『華麗なる食卓』(集英社、全49巻)を監修。 主な著書に、『食の冒険地図』(技術評論社)、『世界の食文化4 ベトナム・カンボジア・ラオス・ミャンマー』(農文教)、『考える胃袋』(石毛直道民族学博物館名誉教授と共著、集英社新書)、『食の文化フォーラム31 料理すること』(編、ドメス出版)、『食べもの記』『手で食べる?』『食べているのは生きものだ』(以上、福音館書店)などがある。

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