笛吹川　見届け人秋月伊織事件帖

老母の暮らす郷里に帰った、出入り医師の下男・新次郎が、小仏峠で追い剥ぎに遭い、だるま屋に戻って来た。雪隠から忽然と消えた、料理屋の主の神隠し騒ぎを見届けている伊織は、出所不明の景徳鎮が、二つの事件を繋ぐ鍵だと察知する。氾濫した笛吹川に別たれた、不遇の兄弟。哀しき邂逅を描く文庫書下ろし第七弾。

目次

第一話　笛吹川
第二話　飛　鶴

書誌情報

紙版

• 発売日: 2016年03月15日
• ISBN: 9784062933308
• 判型: A6
• 価格: 定価：682円（本体620円）
• ページ数: 288ページ
• シリーズ: 講談社文庫

電子版

• 発売日: 2016年10月14日
• JDCN: 0629333000100011000R

著者紹介

著： 藤原　緋沙子（フジワラ　ヒサコ）

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