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赤ヘル1975
アカヘルイチキュウナナゴ
- 著: 重松 清

一九七五年――昭和五十年。広島カープの帽子が紺から赤に変わり、原爆投下から三十年が経った年、一人の少年が東京から引っ越してきた。やんちゃな野球少年・ヤス、新聞記者志望のユキオ、そして頼りない父親に連れられてきた東京の少年・マナブ。カープは開幕十試合を終えて四勝六敗。まだ誰も奇跡のはじまりに気づいていない頃、子供たちの物語は幕を開ける。
一九七五年――昭和五十年。広島カープの帽子が紺から赤に変わり、原爆投下から三十年が経った年、一人の少年が東京から引っ越してきた。
やんちゃな野球少年・ヤス、新聞記者志望のユキオ、そして頼りない父親に連れられてきた東京の少年・マナブ。カープは開幕十試合を終えて四勝六敗。まだ誰も奇跡のはじまりに気づいていない頃、子供たちの物語は幕を開ける。
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目次
プロローグ
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
第八章
第九章
第十章
第十一章
第十二章
第十三章
第十四章
エピローグ
文庫版のためのあとがき
書誌情報
紙版
発売日
2016年08月11日
ISBN
9784062934794
判型
A6
価格
定価:968円(本体880円)
ページ数
640ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2016年09月02日
JDCN
0629347900100011000B
初出
本書は2013年11月に小社より刊行された単行本を文庫化したものです。
著者紹介
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経て、執筆活動に入る。 '91年『ビフォア・ラン』でデビュー。'99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、'10年、『十字架』で吉川英治文学賞、'14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞をそれぞれ受賞。 小説作品に『流星ワゴン』『定年ゴジラ』『きよしこ』『疾走』『カシオペアの丘で』『とんび』『希望ヶ丘の人びと』『さすらい猫ノアの伝説』『かあちゃん』『ファミレス』『たんぽぽ団地』他多数がある。 ライターとしても活動し続けており、ノンフィクション作品に『世紀末の隣人』『星をつくった男 阿久悠と、その時代』、ドキュメントノベル作品に『希望の地図 3.11から始まる物語』などがある。