
マイページに作品情報をお届け!
文庫版 現世怪談(二) 白刃の盾
ブンコバンウツシヨカイダン2ハクジンノタテ
- 著: 木原 浩勝

キカイニシテ、オソロシ。縁(えにし)によって集められた取材系恐怖譚集。白い筋は刀になって、それを構えた男たちが現れ始めたんです。――少女が高熱を出すと刀を構えた侍たちが現れ迫る。殺意を放つ異形の出現に少女は怯える(「白刃の盾」)。この世には、理解を超えた怪しい「何か」がある。「新耳袋」「九十九怪談」の著者が贈る恐怖譚集文庫版。小泉八雲の曾孫、凡氏との対談巻末収録。
キカイニシテ、オソロシ。
縁(えにし)によって集められた取材系恐怖譚集。『新耳袋』の木原浩勝の怪談、講談社文庫版第二弾。
白い筋は刀になって、それを構えた男たちが現れ始めたんです。――少女が高熱を出すと刀を構えた侍たちが現れ迫る。殺意を放つ異形の出現に少女は怯える(「白刃の盾」)。この世には、理解を超えた怪しい「何か」がある。「新耳袋」「九十九怪談」の著者が贈る恐怖譚集文庫版。小泉八雲の曾孫、凡氏との対談巻末収録。
「白くて丸いモノが突き抜けて私に向かってスーッと・・・・・・」(「指の輪」)「黒マジックで消されていて、さらにこの黒い顔に小さな釘が・・・・・・」(「三人の男」)怪異と戦慄の全16話!
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
2017年07月14日
ISBN
9784062936941
判型
A6
価格
定価:682円(本体620円)
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社文庫
初出
本書は2014年6月、KADOKAWAより単行本として刊行された『隣之怪 第六夜 白刃の盾』を改稿、文庫化したものです。「松江怪談談義二〇一四」は「小説現代」2014年9月号掲載「松江怪談談義レポート」を収録しました。
著者紹介
1960年兵庫県生まれ。アニメ制作会社・トップクラフト、スタジオジブリを経て、1990年『新・耳・袋』で作家デビュー。以来、「新耳袋」、「九十九怪談」、「隣之怪」「現世怪談」シリーズ、『禁忌楼』など怪談作品を次々発表。怪談トークライブやラジオ番組「怪談ラヂオ~怖い水曜日」(ラジオ関西)も好評を博す。また書籍・ムック本の企画・構成を手がけ、『空想科学読本』、『このアニメがすごい!』、『このマンガがすごい!』、『いつまでもデブと思うなよ』、『怪獣VOW(バウ)』、『怪談四代記 八雲のいたずら』など数々のヒット作品を手掛ける。