賢帝と逆臣と 康熙帝と三藩の乱

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賢帝と逆臣と 康熙帝と三藩の乱

ケンテイトギャクシントコウキテイトサンパンノラン

講談社文庫

史上最高の名君にして政(まつりごと)の俊才の英知と決断! 北京に都して二十年足らず、後の大清帝国も未だ国定まらずであった時代。聡明な康熙帝は巧みに宮廷を掌握した後、国土南方に独立国家の如く存在する三つの藩廃止を決める。その最大の実力者、呉三桂は叛き大乱が始まる。若き皇帝と年老いた梟雄の心中に去来するものは? 清朝繁栄初期を見事に描く中国歴史小説。


史上最高の名君にして政(まつりごと)の俊才の英知と決断!
清の全盛期をもたらした若き皇帝が繁栄を築いた術とは? 叛いた老将軍、呉三桂ら三藩が決起した大乱の帰趨は? 長編中国歴史小説!

北京に都して二十年足らず、後の大清帝国も未だ国定まらずであった時代。聡明な康熙帝は巧みに宮廷を掌握した後、国土南方に独立国家の如く存在する三つの藩廃止を決める。その最大の実力者、呉三桂は叛き大乱が始まる。若き皇帝と年老いた梟雄の心中に去来するものは? 清朝繁栄初期を見事に描く中国歴史小説。

清繁栄の礎(いしずえ)に、この名君あり。


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目次

一章 厳寒の北と暑熱の南
二章 万機親政
三章 賢帝の決断
四章 逆臣の決起
五章 孤独の玉座
解説 末國善己

書誌情報

紙版

発売日

2017年09月13日

ISBN

9784062937573

判型

A6

価格

定価:836円(本体760円)

ページ数

416ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2017年10月13日

JDCN

06A0000000000005877L

初出

本書は、2014年9月、小社より刊行された『賢帝と逆臣と 小説・三藩の乱』を改題、文庫化したものです。

著者紹介

著: 小前 亮(コマエ リョウ)

1976年、島根県生まれ。東京大学大学院修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。在学中より歴史コラムの発表をはじめる。(有)らいとすたっふに入社後、田中芳樹氏の勧めで小説の執筆にとりかかり、2005年6月『李世民』(講談社文庫)でデビュー。著書に『天下一統始皇帝の永遠』(講談社)、『朱元璋皇帝の貌(かお)』『覇帝フビライ世界支配の野望』『唐玄宗紀』『賢帝と逆臣と 康熙帝と三藩の乱』(いずれも講談社文庫)、『真田十勇士(1~3、外伝)』(小峰書店)、『広岡浅子明治日本を切り開いた女性実業家』(星海社新書)、『月に捧ぐは清き酒鴻池流事始』(文春文庫)、『残業税』『残業税マルザ殺人事件』(ともに光文社文庫)などがある。 公式ウェブサイト  http://www.wrightstaff.co.jp/

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