一つ屋根の下の探偵たち

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電子あり

一つ屋根の下の探偵たち

ヒトツヤネノシタノタンテイタチ

講談社文庫

“なまけものの探偵”と“働きものの探偵”、二人の探偵とハウスシェアを始めた新人エッセイストの浅間修は同居人の探偵を対決させて、捜査についてルポルタージュを書くことに。奇妙な密室で男が餓死し、その床にはアリの巣のような穴があいていた「アリとキリギリス事件」に遭遇。ルポに採用されるのは一人だけ。勝負を面倒がる探偵・天火隷介を、真面目な探偵・町井唯人が説得し、二人は対決することに。


「私は夢の中で推理をしていようと思う」
「探偵は人脈と根性ですよ!」
ユーモアミステリー&驚愕の謎解き!
奇妙奇天烈、摩訶不思議な「アリとキリギリス」事件! ――真相の解明が待たれる。

“なまけものの探偵”と“働きものの探偵”、二人の探偵とハウスシェアを始めた新人エッセイストの浅間修は、苦しい経済状況を打破するために、同居人の探偵捜査についてルポルタージュを書くことに。そんなとき、雑誌に「アリとキリギリス事件」の記事を発見。奇妙な密室で男が餓死し、その床にはアリの巣のような穴があいていたという。対象の事件は決まった。しかしルポに採用されるのは、一人だけ。勝負を面倒がる探偵・天火隷介(てんかれいすけ)を、真面目な探偵・町井唯人(ゆいと)が説得し、二人は対決することに。果たして真相に到達するのは探偵(アリ)か探偵(キリギリス)か、それとも?
京都大学推理小説研究会出身の著者による探偵小説、はじまりはじまり!


目次

第一章 虫のいい話
第二章 虫の知らせ
第三章 虫の息
第四章 バグ×デバグ
第五章 アリとキリギリス
終 章 ああ面白い、虫の声
文庫版あとがき

書誌情報

紙版

発売日

2017年09月13日

ISBN

9784062937597

判型

A6

価格

定価:748円(本体680円)

ページ数

336ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2017年10月13日

JDCN

06A0000000000005888P

初出

本書は2013年6月、小社より単行本として刊行されたものです。

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