信長の二十四時間

すべての人間が信長を恐れ,同様に信長を討つ機会をうかがっていた。いままで想像し得なかった「本能寺の変」を克明に描く問題作。天下統一を間近に織田信長は、平定後の未来図を描いていた。それは絶対的な専制君主となることで、そのためには、功臣たちを誅するのではと恐れられていた。疑心暗鬼になる明智光秀、豊臣秀吉ら武将たちや信長に虐殺され復讐の念を抱く伊賀者の残党。誰もが信長を亡き者にせんとする動機があった。

目次

はじめに
第一部　三職推任
第二部　本能寺前夜
第三部　信長の二十四時間
おわりに

書誌情報

紙版

• 発売日: 2017年10月13日
• ISBN: 9784062937849
• 判型: A6
• 価格: 定価：946円（本体860円）
• ページ数: 496ページ
• シリーズ: 講談社文庫

電子版

• 発売日: 2017年11月10日
• JDCN: 06A0000000000009023V

初出

本書は2013年2月、NHK出版より刊行された『信長の二十四時間』を文庫化に際し加筆・訂正したものです。

著者紹介

著： 富樫　倫太郎（トガシ　リンタロウ）

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