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警視の哀歌
ケイシノアイカ

初老の弁護士が全裸で緊縛、猿轡(さるぐつわ)されたまま、遺体で発見された。容疑者は新進気鋭のギタリスト。貧しい少年時代を過ごした彼には、しかるべき動機があった。その直後、またも彼と因縁深い弁護士が同じ手口で殺害された。ロンドンを舞台に、容疑者、被害者、関係者の、錯綜した過去が解き明かされる人間ドラマ。
ロンドン警視庁のキンケイド警視とジェマ警部補夫妻が、難事件解決に挑む。音楽をテーマにお届けする手練れのシリーズ第15作。
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目次
警視の哀歌
訳者あとがき
書誌情報
紙版
発売日
2018年02月15日
ISBN
9784062938570
判型
A6
価格
定価:1,100円(本体1,000円)
ページ数
576ページ
シリーズ
講談社文庫
著者紹介
米国テキサス州ダラス生まれ。後に英国に移り、スコットランド、イングランド各地に住む。現在は再び故郷・ダラス近郊で暮らす。代表作のダンカン・キンケイドとジェマ・ジェイムズのシリーズは、米英のほか、ドイツ・イタリア・ノルウェー・オランダ・ギリシア・トルコでも翻訳され、人気を呼んでいる。
名古屋市生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。訳書に警視キンケイドシリーズ既刊14作(講談社文庫)のほか、『わたしはマララ─教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女』(金原瑞人との共著)、『アルバート、故郷へ帰る』(同)、『僕には世界がふたつある』(同)、『マララさん こんにちは』、『赤毛のアン』、『新訳オズの魔法使い』、『すごいね!みんなの通学路』などがある。