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晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と
ハレオイチョウニハヒマリサンガイルハジマリノハルハイヌヲツレタヒトヅマト
- 著: 野村 美月

心に傷を抱えた大学生の春近は、眠れない冬の日の深夜、公園に散歩に出かけた。「二月三日は、『不眠の日』です」。そこで彼に話しかけたのは、ひまわりのような笑顔を浮かべる、人妻のひまりさんだった。もふもふの白い毛並みのサモエド犬・有海さんを連れた彼女とともに、晴追町に起こる不思議な謎と、優しい人々と触れあううちに、春近はどんどんひまりさんに惹かれていき……。……。
心に傷を抱えた大学生の春近は、眠れない冬の日の深夜、公園に散歩に出かけた。「二月三日は、『不眠の日』です」。そこで彼に話しかけたのは、ひまわりのような笑顔を浮かべる、人妻のひまりさんだった。もふもふの白い毛並みのサモエド犬・有海さんを連れた彼女とともに、晴追町に起こる不思議な謎と、優しい人々と触れあううちに、春近はどんどんひまりさんに惹かれていき……。
Mizuki Nomura
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目次
はじまりの物語 眠れない春近が、犬を連れた人妻と朝を迎えること
第一話 大学のサークルに入会した春近と、そこで知り合った巴崎さんの愛情物語
第二話 幼稚園の怖くて大魔王な園長先生の話
第三話 春近の先輩の彼女が吸血鬼になった話
第四話 春近とひまりが、つかのま接近する話
そして、続いてゆく物語 春近が帰省し、有海さんが一晩だけ帰ってくる話
あとがき
書誌情報
紙版
発売日
2015年10月20日
ISBN
9784062940009
判型
A6
価格
定価:759円(本体690円)
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社タイガ
電子版
発売日
2015年10月20日
JDCN
0629400000100011000G
著者紹介
【野村美月(のむら・みづき)】 2001年『赤城山卓球場に歌声は響く』で第3回ファミ通エンタテインメント大賞(現・えんため大賞)小説部門〈最優秀賞〉を受賞しデビュー。2006年より刊行された、「文学少女」シリーズが大人気となる。その他のシリーズに、「ヒカルが地球にいたころ……」「ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件」などがある。