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大正箱娘 見習い記者と謎解き姫
タイショウハコムスメミナライキシャトナゾトキヒメ
- 著: 紅玉 いづき

新米新聞記者の英田紺のもとに届いた一通の手紙。それは旧家の蔵で見つかった呪いの箱を始末してほしい、という依頼だった。呪いの解明のため紺が訪れた、神楽坂にある箱屋敷と呼ばれる館で、うららという名の美しくも不思議な少女は、そっと囁いた――。「うちに開けぬ箱もありませんし、閉じれぬ箱も、ありませぬ」謎と秘密と、語れぬ大切な思いが詰まった箱は、今、開かれる。
人と夢幻が共存した最後の時代。一人の少女が謎の詰まった箱を開く。
新米新聞記者の英田紺のもとに届いた一通の手紙。それは旧家の蔵で見つかった呪いの箱を始末してほしい、という依頼だった。
呪いの解明のため紺が訪れた、神楽坂にある箱屋敷と呼ばれる館で、うららという名の美しくも不思議な少女は、そっと囁いた――。
「うちに開けぬ箱もありませんし、閉じれぬ箱も、ありませぬ」
謎と秘密と、語れぬ大切な思いが詰まった箱は、今、開かれる。
ⒸIzuki Kyougoku
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目次
第一話 箱娘
第二話 今際女優
第三話 放蕩子爵
第四話 悪食警部
書誌情報
紙版
発売日
2016年03月17日
ISBN
9784062940221
判型
A6
価格
定価:759円(本体690円)
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社タイガ
電子版
発売日
2016年03月17日
JDCN
0629402200100011000O
著者紹介
【紅玉いづき(こうぎょく・いづき)】 石川県出身。金沢大学文学部卒業。『ミミズクと夜の王』で第13回電撃小説大賞・大賞を受賞しデビュー。ライトノベルに留まらず、児童書、一般文芸書でも精力的に作品を発表。繊細な人物造形、巧みなストーリーテリングで、活躍が期待されている。著作に『ガーデン・ロスト』(メディアワークス文庫)、「サエズリ図書館のワルツさん」シリーズ、(星海社FICTIONS)、「ようこそ、古城ホテルへ」シリーズ(角川つばさ文庫)、近著に『現代詩人探偵』(東京創元社)などがある。