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探偵が早すぎる (上)
タンテイガハヤスギルジョウ
- 著: 井上 真偽

犯行計画を立てただけなのに……どこからともなく名探偵がやってきた?完全犯罪をもくろむ殺人者は、誰にも見破られぬように犯罪計画を立てた……はずだった。「キミ、殺そうとしてるよね?」彼の犯罪計画の穴とは!?ミステリ界が今、最も注目する才能が放つ、究極の倒叙ミステリ!
『その可能性はすでに考えた』の著者が仕掛ける究極の逆転劇!
大人気テレビドラマが帰ってくる。
シーズン2放送決定!
『探偵が早すぎる ~春のトリック返し祭り~』
2022年4月スタート!
読売テレビ・日本テレビ系にて
(出演:滝藤賢一 広瀬アリス 水野美紀ほか)
父の死により莫大な遺産を相続した女子高生の一華。その遺産を狙い、一族は彼女を事故に見せかけ殺害しようと試みる。一華が唯一信頼する使用人の橋田は、命を救うためにある人物を雇った。
それは事件が起こる前にトリックを看破、犯人(未遂)を特定してしまう究極の探偵! 完全犯罪かと思われた計画はなぜ露見した!?
史上最速で事件を解決、探偵が「人を殺させない」ミステリ誕生!
ⒸMagi Inoue
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目次
プロローグ
第1話 ヘビースモーカー
第2話 毒蜘蛛
第3話 カボチャと魔女
第3.5話 決戦前夜
書誌情報
紙版
発売日
2017年05月18日
ISBN
9784062940719
判型
A6
価格
定価:759円(本体690円)
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社タイガ
電子版
発売日
2017年05月18日
JDCN
0629407100100011000Q
著者紹介
【井上真偽(いのうえ・まぎ)】 東京大学卒業。神奈川県出身。『恋と禁忌の述語論理』で第51回メフィスト賞を受賞。 第2作目の『その可能性はすでに考えた』が、恩田陸氏、麻耶雄嵩氏、辻真先氏、評論家諸氏などから大絶賛を受ける。同作は、2016年度第16回本格ミステリ大賞候補に選ばれている他、「2016本格ミステリ・ベスト10」「ミステリが読みたい! 2016年版」「このミステリーがすごい! 2016年版」「週刊文春ミステリーベスト10」「読者に勧める黄金の本格ミステリー」「キノベス! 2016」などにランクインし、ミステリ界から高い評価を獲得する。続編の『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』にて、再び各種のランキングを席巻し、「2017本格ミステリ・ベスト10」第1位となる。同書は2017年度第17回本格ミステリ大賞候補に。 また、同年「言の葉の子ら」が第70回日本推理作家協会賞短編部門の候補作に選ばれる。