内房線の猫たち 異説里見八犬伝

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内房線の猫たち 異説里見八犬伝

ウチボウセンノネコタチイセツサトミハッケンデン

講談社ノベルス

「人生を楽しみたければ、電話したまえ」――猫田は留置所で出会った小笠原に連絡し、千葉県館山に向かう。『南総里見八犬伝』の里見家家臣の末裔であると知らされた猫田は、深夜に駐車場を走るSLを見るが、誰もがそれを否定する。謎を解くために鉄道連隊のあった津田沼に赴くと、知り合った小田島も、路上を走るSLを見たという。本当にSLは走ったのか? 里見家再興を望む子孫たちと関わりが? そして最後に十津川警部は…


里見家家臣の末裔と複雑に絡み合う戦時中の重大事とは?

猫姓の子孫たちが「里見埋蔵金」探しに挑んだ先は――

「人生を楽しみたければ、電話したまえ」
――猫田は留置所で出会った小笠原に連絡し、千葉県館山に向かう。
『南総里見八犬伝』の里見家家臣の末裔であると知らされた猫田は、
深夜に駐車場を走るSLを見るが、誰もがそれを否定する。
その謎を解くために鉄道連隊のあった津田沼に赴くと、
そこで知り合った小田島も、路上を走るSLを見たという。
本当にSLは走ったのか? 里見家再興を望む子孫たちと関わりが? 
そして最後に十津川警部は……


目次

第一章 房総へ
第二章 陸軍鉄道連隊
第三章 九十九里浜上陸説
第四章 里見埋蔵金
第五章 奇妙な戦い
第六章 友の形見
第七章 二人の遺書と日記

書誌情報

紙版

発売日

2015年10月08日

ISBN

9784062990561

判型

新書

価格

定価:880円(本体800円)

ページ数

176ページ

シリーズ

講談社ノベルス

初出

「小説現代」2015年3月号~9月号。

著者紹介

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