悲衛伝

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悲衛伝

ヒエイデン

講談社ノベルス

遥か宇宙から、人類救済の策を練る、十四歳の英雄・空々空と九人の仲間たち。人工衛星《悲衛》で科学と魔法の融合実験を繰り返すある日、少年の部屋に、自らを「月」だと名乗る女性が現れた。彼女は、地球対人類の戦争を停戦に持ち込むために惑星と人類との仲立ちを提案する。次なる『大いなる悲鳴』が予告されている今、少年は、武器も策も持たずに、戦うのではなく殺し合うのでもない、過酷極まる壮絶な話し合いに挑む。


遥か宇宙から、人類救済の策を練る、
十四歳の英雄・空々空と九人の仲間たち。
人工衛星《悲衛》で科学と魔法の融合実験を繰り返すある日、
少年の部屋に、自らを「月」だと名乗る女性が現れた。
彼女は、地球対人類の戦争を停戦に持ち込むために、
太陽系の惑星と人類との仲立ちを提案する。
次なる『大いなる悲鳴』が予告されている今、
少年は、武器も策も持たずに、
戦うのではなく殺し合うのでもない、
過酷極まる壮絶な話し合いに挑む。
悲鳴すら聞こえない宇宙空間で、
伝説はいよいよクライマックスへ――!


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目次

第1話 「ようこそバニーガール! 人工衛星『悲衛』」
第2話 「初めての交渉劇! 天王星は横たわる」
第3話 「最大、現る! 木星は爽やかな縞模様」
第4話 「水と海の対立! 板挟みのサーフィンを乗りこなせ」
第5話 「幼女、参戦! 火星は死んでも死に切れない」
第6話 「対談、鼎談、四者会談! そして天使が現れる」
第7話 「冥王、降臨! 彼女はまるで殉じない」
第8話 「天使と死神! そして……」
第9話 「八面六臂! 天才少女の面目躍如」
第10話 「輝く女神はヴィーナス! 最後の惑星、現る」
第11話 「語られる真実! はるかかなたの戦争」
第12話 「太陽に相対! ここが世界の中心だ」
第13話 「きらきら光れ! 輝く星は混じり合う」
第14話 「太陽系サミット! そして始まるオミット」

書誌情報

紙版

発売日

2016年12月28日

ISBN

9784062990899

判型

新書

価格

定価:1,430円(本体1,300円)

ページ数

480ページ

シリーズ

講談社ノベルス

著者紹介

著: 西尾 維新(ニシオ イシン)

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』(講談社ノベルス)にて第23回メフィスト賞を受賞し、デビュー。デビュー作に始まる戯言シリーズは、西尾維新を代表するシリーズとなる。その後も精力的に執筆を続け、人間シリーズ、世界シリーズ、〈物語〉シリーズ、『刀語』、伝説シリーズなどその作品の幅は広い。名実ともにゼロ年代を代表する作家であり、その執筆意欲はとどまるところを知らない。近著に『撫物語』『掟上今日子の家計簿』『押絵と旅する美少年』など、著書多数。

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