NO MAN’S LAND 軍艦島

NO MAN’S LAND 軍艦島

ノーマンズランドグンカンジマ

「廃墟」を見つめ続けた写真家・小林伸一郎が贈る渾身の「鎮魂歌」
軍艦島――それは、人の魂が眠る場所。
炭鉱閉山から30年。かつて日本の産業発展を支えた小さな島は、東シナ海の太陽と潮風に包まれ、静かに朽ちてゆく。夢や喜び、そして絶望。島で生きた人々の「魂の残滓」を抱えながら――。

廃墟の鬼才――小林伸一郎 待望の最新作
大海に突き出した小さな岩礁を基礎にして、人工的に作られた狭小な地盤の上に、数千もの人が住み暮らした比類のない島。極限の中に、すべてが凝縮された圧倒的異空間を私は何日も彷徨い歩き続けた。


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書誌情報

紙版

発売日

2004年01月27日

ISBN

9784063528053

判型

A4変型

価格

定価:4,070円(本体3,700円)

ページ数

146ページ

著者紹介