
【音声付】プリンセスのロイヤルペット絵本 ベルと こいぬの ティーカップ
オンセイツキプリンセスノロイヤルペットエホンベルトコイヌノティーカップ
- 訳・文: 小宮山 みのり ,
- 作: エイミー.S・カースター
仔犬のティーカップは、街角で毎日芸をしていました。聴衆からごほうびをもらう日もあれば、まったく受けない日もあります。ある日のこと、芸を披露しているところにベルが通りかかりました。そして、ティーカップの芸を見て、足をとめたのです。その時、ベルのイヤリングが太陽に反射して光り、ティーカップはまぶしくてよろけてしまいました。そして、頭の上にのせた(食器の)ティーカップが落ちて割れてしまいったのです……。
仔犬のティーカップは、みんなに注目されたくて、街角で毎日、芸をしていました。聴衆からごほうびをもらうこともあります。ある日のこと、いつものように芸を披露しているところに、ベルが通りかかりました。そして、ティーカップの芸を見て、足をとめたのです。その時、ベルのイヤリングが太陽に反射して光り、ティーカップはまぶしくてよろけてしまいました。そして、頭の上にのせた(食器の)ティーカップが落ちて割れてしまいったのです。聴衆はその場から離れていきましたが、ベルはカップのかけらを拾って、ティーカップをお城へ連れていきます。カップを修理して、ティーカップにごちそうし、もてなしました。ティーカップはハープをひくなどして、精一杯の芸をしてみせます。これまで夢だった”スター”になれた気がしました。それも、”ベルのスター”に! ベルのロイヤルペットになったいまも街角の芸は続けています。今度は失敗しないように、サングラスをかけて!
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
書誌情報
電子版
発売日
2015年05月01日
JDCN
0642153900100011000E