
自分という自然に出会う
ジブントイウシゼンニデアウ
幾多の困難に見舞われながらも、自分や自然との出会いを深め、必死で自分らしい生き方を見出してきた五人が、それぞれのユニークな仕事や、そこに至るまでの半生を語る。「わからないまま歩き続ける勇気」が出てくる一冊。
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目次
第1章 セラピストが見た自己受容の秘訣 志村季世恵(セラピスト)
第2章 出家・還俗・瞑想 井上ウィマラ(瞑想ファシリテータ―)
第3章 海を通して本当の自分に出会う 松元 恵(ダイビング・インストラクター)
第4章 森を歩く・暮らしを深める 小野三津子(ナチュラリスト&環境共育ファシリテーター)
第5章 身体感覚を研ぎ澄ます 松田恵美子(身体感覚講座講師)
ちょっと長いあとがき ぼくがワークショップを始めた理由 中野民夫(ワークショップ企画プロデューサー&会社員)
書誌情報
電子版
発売日
2016年03月25日
JDCN
0642161500100011000S
著者紹介
著・編: 中野民夫(ナカノタミオ)
ワークショップ企画プロデューサー。会社員。1957年東京都生まれ。東京大学文学部卒。浮世のただ中からの変革を夢見て広告会社に就職するも、ままならず苦労する。休職してカリフォルニア統合学大学院(CIIS)で組織変革などを学び、帰国。会社員の傍ら、様々なワークショップを企画・実践 する。 現在は、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。
パース・セラピスト。「こども環境会議」代表。1962年東京都生まれ。薬剤師兼整体療術師である夫と共に「癒しの森」を開設し、妊婦や子どもからターミナルケアまで、心と体のケアに携わる。また、こども環境会議では、生まれてきてよかったと感じられる生き方、暮らし方、遊び方をテーマに定例会、キャンプ等を行う 。 現在は、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の運営に力を注いでいる。
瞑想ファシリテーター。1959年山梨県生まれ。京都大学文学部哲学科中退。曹洞宗とビルマのテーラワーダ仏教で出家。瞑想修行と仏教研究を経て、欧米で瞑想指導後、還俗し、様々な世界で瞑想を指導する。 現在は、高野山大学文学部教授。
著: 松元恵(マツモトメグミ)
ダイビング・インストラクター。ダイビングスクール「ビッグブルー」代表。1957年鹿児島県生まれ。ジャック・マイヨールとの親交を通して「深く長く潜ること」の魅力に目覚める。世界の海で、イルカやクジラと泳ぐ。98年からは、フリーダイビング・ワールドカップに日本代表として連続出場。女子チームを団体2位に導くなど、日本のフリーダイビングの中心的な存在として活躍。 現在は、多くの選手、インストラクターの育成も手掛ける。
著: 小野三津子(オノミツコ)
ナチュラリスト。環境共育ファシリテーター。1964年神奈川県生まれ。東京農業大学農芸化学科卒。水質分析の仕事、ネイチャリングスクール「木風舎」、生態計画と環境教育のシンクタンク「生態計画研究所」を経て、99年に自然に沿った暮らしを展開すべく都会を離れ、岡山へ。 現在に至るまで、農的暮らしを実践中。
身体感覚講座講師。1958年東京都生まれ。記者・編集者時代に、自分の出産を機に「よりよいお産」を探るうちに、現代人における生命力の発露に眼が向く。瞑想ヨーガ、内観的身体技法を学び、身体内の動きと内部感覚の領域へ。 現在は、各地で「身体感覚講座」を主宰し、四季折々の生活に即した身体の観方、使い方の指導にあたっている。