
イベリアシリーズ合本版
イベリアシリーズガッポンバン
- 著: 逢坂 剛
1940年、内戦の痛手いまだ癒えぬスペインでは、フランコ殺害を企む一派が暗躍する。ジブラルタルを巡り、日英独の諜報戦が熾烈を極めるマドリードに現れた日系ペルー人の宝石商・北都昭平は、やがて激動する歴史の渦へと巻き込まれていく。『イベリアの雷鳴』『遠ざかる祖国』『燃える蜃気楼』『暗い国境線』『鎖された海峡』『暗殺者の森』『さらばスペインの日日』の7篇からなる、著者畢竟のエスピオナージ大作が遂に完結!
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目次
イベリアの雷鳴
遠ざかる祖国(上)
遠ざかる祖国(下)
燃える蜃気楼(上)
燃える蜃気楼(下)
暗い国境線(上)
暗い国境線(下)
鎖された海峡
暗殺者の森(上)
暗殺者の森(下)
さらばスペインの日日(上)
さらばスペインの日日(下)
書誌情報
電子版
発売日
2017年08月18日
JDCN
06A0000000000004495I
著者紹介
1943年東京生まれ。80年『暗殺者グラナダに死す』でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。86年に刊行した『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。2013年に日本ミステリー文学大賞、15年には『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。著書には「イベリア・シリーズ」のほか、「近藤重蔵シリーズ」(講談社)、「長谷川平蔵シリーズ」(文藝春秋)、「百舌シリーズ」(集英社)など多数。