
アベラシオン 完全版
アベラシオン カンゼンバン
- 著: 篠田真由美
冬のヴェネツィア。華やかなパーティのさなかに起きた殺人事件。目撃者の藍川芹は、事件関係者の招待で、北イタリアの山中にそびえる〈聖天使宮〉を訪れる。その正五角形の宮殿で凄惨な殺人事件が……。「建築探偵桜井京介の事件簿シリーズ」にもリンクする、ミステリの大伽藍。デジタル完全版!
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目次
プロローグ 日本からの手紙
序章 蒼白き屍衣の街 あるいは『虚妄』
第一章 天使の名を持つ一族 あるいは『ヤコブの梯子』
第二章 秘められしもの あるいは『神秘の薔薇』
第三章 高貴なる者の血肉に神は坐す あるいは『生命の泉』
第四章 聖杯城の魔女たち あるいは『永久機関』
第五章 闇に眠る柩 あるいは『罪深き女よ、呪われよ』
第六章 神の御業は大なり あるいは『神聖幾何学』
第七章 玉葱より薔薇は生ぜず あるいは『聖なるかな』
第八章 地獄の王の旗 あるいは『機械に乗った神』
終章 翼あるもの あるいは『神の仔羊』
エピローグ 日本への手紙
単行本版あとがき
ノベルス版あとがき
主要参考文献
解説 皆川博子
解説 巽昌章
書誌情報
電子版
発売日
2017年11月10日
JDCN
06A0000000000008899D