「中国」の読み方――北京のランダム・ウオーカー 2012~2013セレクション
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「中国」の読み方――北京のランダム・ウオーカー 2012~2013セレクション

チュウゴクノヨミカタペキンノランダムウォーカーニセンジュウニカラニセンジュウサンセレクション

GDPでは日本を抜き去り、アメリカと並び立つG2時代確立に向けて驀進する中国。世界標準とは異なる独自のルールによる国際交渉やビジネス展開で各国と軋轢を起こしながらも発展を続ける「巨大な龍」は、一体どこにまで大きくなるのか。堪能な語学と豊富な人脈を駆使して、既存メディアの中国報道とはまったく異なる視点から中国の権力、ビジネス戦略、市民生活をウォッチしてきた筆者による超ディープな「現地報告」。


GDPでは日本を抜き去り、アメリカと並び立つG2時代確立に向けて驀進する中国。世界標準とは異なる独自のルールによる国際交渉やビジネス展開で各国と軋轢を起こしながらも発展を続ける「巨大な龍」は、一体どこにまで大きくなるのか、何を目指しているのか、そして弱点はないのか――。
堪能な語学と豊富な人脈を駆使して、既存メディアの中国報道とはまったく異なる視点から中国の権力、ビジネス戦略、市民生活をウォッチしてきた筆者が、WEBサイト「現代ビジネス」で書き続けてきたディープな「現地報告」のセレクション。領土をめぐる中国の本音、習近平をはじめとする権力者の素顔と思考法、北朝鮮との距離感、ビジネスのヒントを知るための「最良のテキスト」。


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目次

●日中開戦――習近平政権にとって「後退」という選択肢はない
●「保守本流の二世議員」による日中間新政権発足。アジアの新時代を担う指導者の共通点とは
●着々と権力の足場を固める習近平――150キロに及んだ広東視察と尖閣領空侵犯が意味するもの
●核実験は金正恩体制崩壊への一里塚? 中国にとってもはや北朝鮮は用済みという現実
●北朝鮮が嫌いな習近平は「5ヵ国協議」で金正恩除去に動く可能性あり
●元駐日大使・王毅市の外相就任で「尖閣問題」第2ラウンドに入った
ほか

書誌情報

電子版

発売日

2013年05月02日

JDCN

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著者紹介

著: 近藤 大介(コンドウ ダイスケ)

1965年生まれ。東京大学卒。講談社に入社し、『週刊現代』『現代』などの雑誌編集を経て、2008年から講談社(北京)文化有限公司に出向。2012年より『週刊現代』編集次長。中国語、朝鮮語、英語、フランス語を操る。著書に、『北朝鮮を継ぐ男』(草思社)、『「中国模式」の衝撃』(平凡社新書)、『対中戦略 無益な戦争を回避するために』(講談社)など。

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