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生物はウイルスが進化させた 巨大ウイルスが語る新たな生命像
セイブツハウイルスガシンカサセタキョダイウイルスガカタルアラタナセイメイゾウ
- 著: 武村 政春

数十億年前、いま最も注目を集めるあるウイルスの祖先が誕生した。ヒトや細菌とは遺伝的系統を異にする彼らが、私たちの〈共通祖先〉に感染し、生物の発展・繁栄に不可欠なDNAや細胞核をもたらした!?そして、その子孫たる「巨大ウイルス」が明らかにする、生命と進化の知られざるからくりとは?日本初の巨大ウイルス=トーキョーウイルスの発見者が語る、生物進化のアナザーヒストリー。
生命への見方ががらりと変わる!
進化とは何か?
ウイルスはそれにどう関わったか?
そして生命とは?
「常識が覆る快感」を味わう、極上の生命科学ミステリー。
巨大ウイルスが引き起こす「コペルニクス的転回」!
数十億年前、いま最も注目を集めるあるウイルスの祖先が誕生した。
ヒトや細菌とは遺伝的系統を異にする彼らが、私たちの〈共通祖先〉に感染し、生物の発展・繁栄に不可欠なDNAや細胞核をもたらした!?
そして、その子孫たる「巨大ウイルス」が明らかにする、生命と進化の知られざるからくりとは?
日本初の巨大ウイルス=トーキョーウイルスの発見者が語る、生物進化のアナザーヒストリー。
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目次
はじめに 巨大ウイルスが問いかける「謎」
第1章 巨大ウイルスのファミリーヒストリー
――彼らはどこから来たのか
第2章 巨大ウイルスが作る「根城」
――彼らは細胞の中で何をしているのか
第3章 不完全なウイルスたち
――生物から遠ざかるのか、近づくのか
第4章 ゆらぐ生命観
――ウイルスが私たちを生み出し、進化させてきた!?
書誌情報
紙版
発売日
2017年04月19日
ISBN
9784065020104
判型
新書
価格
定価:1,078円(本体980円)
通巻番号
2010
ページ数
256ページ
シリーズ
ブルーバックス
電子版
発売日
2017年04月28日
JDCN
0650201000100011000G
著者紹介
武村政春(たけむら・まさはる) 一九六九年、三重県津市生まれ。一九九八年、名古屋大学大学院医学研究科修了。医学博士。名古屋大学助手等を経て、現在、東京理科大学理学部第一部教授。専門は、巨大ウイルス学、生物教育学、分子生物学、細胞進化学。著書に『DNA複製の謎に迫る』『生命のセントラルドグマ』『たんぱく質入門』『新しいウイルス入門』『巨大ウイルスと第4のドメイン』(いずれも講談社ブルーバックス)のほか、『レプリカ~文化と進化の複製博物館』(工作舎)、『DNAの複製と変容』(新思索社)、『ベーシック生物学』(裳華房)、『マンガでわかる生化学』(オーム社)など多数。趣味は書物の蒐集、読書、ピアノ、落語、妖怪など。